カテゴリー: 糖尿病

2021/02/14

糖尿病 被災時の対処法

災害時の対応に備え、日本IDDMネットワークにインスリンを使用している患者さん向けのサイトがございます。ご参照して下さい。

2021/01/29

フリースタイルリブレ最新情報

なかはら内科クリニックでは主に1型糖尿病の血糖値測定にフリースタイルリブレを使用しております。
現在、AbbottのサイトにリブレViewというクラウドで血糖管理ができるツールがあります。

https://www.myfreestyle.jp/patient/support/libreview/

今回、さらに2月9日にリブレリンクというアプリがリリースされます。

スマホで血糖値を読み取ることが可能となり、また、その精度が改善されるようです。

スマホからご自身のリブレViewアカウントに自動的にUPLOADされ、血糖管理ツールであるリブレViewでクリニックと共有することも可能になります。

詳細はクリニックにご相談ください。

2021/01/21

生活習慣病の治療中断による再出発(再治療)

ここ最近、
以前治療していたが、引越しや転勤、コロナ不安、もういいかなという心情で継続治療を中断し、検診などで悪化を指摘され再受診となる患者さんが増えてきています。
医療者は患者さんが継続通院しなくなることをlost follow(ロストフォロー)と言います。
特に、糖尿病、甲状腺疾患、高血圧は症状が悪化するまで病状進行に気が付きにくいため、lost followになってしまうと腎機能や心機能の悪化などの合併症が生じてしまっていることが多々見受けられます。
再治療は患者さん自身、そしてわれわれ医療者にも大きな負担(精神的にも、時間的にも、費用的にも)となります。
継続治療は高齢化社会において、いかに臓器を若々しく保たせ、自分らしく生活するために必要なことの一つです。

もう直ぐ春になると転居/転勤の時期になります。どうぞ、lost follow せず継続治療を行ってください。

厚生労働省と日本糖尿病協会が協力して制作した糖尿病啓発冊子 「糖尿病の治療を放置した働き盛りの今」という冊子があります。不安を刺激して通院してもらおうということではありません。自分の健康に目を向けて頂きたいという気持ちです。

https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/enlightenment_2020.pdf

数十年後の自分を想像しながら継続治療を行っていただければと思います。

2020/10/29

Medical Practiceに掲載されました。

内科医の読む雑誌Medical PracticeのOne Point Adviceに院長コメントが掲載されました.

・Medical Practice 2020年11月号(37巻11号):One Point Advice
詳しくはコチラ→

2020/09/14

鼻からの低血糖治療薬が処方可能となります。

低血糖治療薬として日本イーライリリーから救急治療薬「バクスミー点鼻粉末剤3mg」(一般名:グルカゴン)が10月2日から処方可能となります。
今までグルカゴン注射で対応していましたが、点鼻投与となり簡便な治療法となります。
インスリン治療を受けている患者で特に重症低血糖に対して有効な治療です。
詳細はこちら

http://dm-rg.net/news/2020/03/020317.html

https://www.diabetes.co.jp/consumer/usage-baqsimi

以下の状態ではその効果を得られません

飢餓状態、副腎機能低下症、頻発する低血糖、一部糖原病、肝硬変等の場合、血糖上昇効果はほとんど期待できません。また、アルコール性低血糖の場合には、血糖上昇効果はみられません。
→グルカゴンの血糖上昇作用は、主として肝グリコーゲンの分解によるので、飢餓状態、副腎機能低下症、頻発する低血糖、一部糖原病、肝硬変等の場合、血糖上昇効果はほとんど期待できません。また、アルコール性低血糖の場合には、血糖上昇効果はみられません。(日本イーライリリーから引用)

2020/06/08

院長の関わった論文が発表されました。

院長が責任著者として関わった論文が日本心臓病学会雑誌 (Journal of Cardiology)から発表されました。

  これは無症状の糖尿病患者を対象に毎年動脈硬化症検査を行い、経時的に血糖コントロールが高いと冠動脈プラーク堆積が上昇するというメッセージです。

ある程度想像がつくとは思いますが、血糖コントロールがいいほど、そして、LDLコレステロールが低いほど狭心症・心筋梗塞の原因となる動脈硬化症の進展が抑制されます。
https://www.journal-of-cardiology.com/article/S0914-5087(20)30164-7/fulltext

2020/06/06

糖尿病と感染症

・糖尿病と感染症 (COVID-19を含めて)
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で4月7日に緊急事態宣言が発令されてから約2ヶ月が経とうとしている。「Stay Home」「不要不急の外出自粛」の生活により新規感染者は全国的に減少傾向にある。一方で、活動性の低下や間食増加・運動量に対して相対的な食事摂取量増加により体重増加を呈する患者が増えているという。生活習慣病の患者さんを中心に診察している私の外来では1―2ヶ月ぶりにお会いする患者さんの殆どが血糖コントロール悪化・中性脂肪増加・肝機能障害を認めていた。そして、患者さんが口にすることは、持病を持っていると「コロナに罹りやすい」「悪化しやすい」という根拠に、感染確率を下げるために外出を控え、よく食べよく寝ることを実践していたようであった。

 しかし、感染症はCOVID-19だけではない。糖尿病に関しては血糖コントロール不良になればなるほど感染リスクは上昇することは周知の事実である。実際にどのくらいのリスクかというと、感染症のなりやすさをオッズ比であらわすことができるが、“非糖尿病群“に対して“糖尿病群“では全ての感染症に対してオッズ比が1.5 (95% C.I. 1.46-1.54)となる。では、血糖コントロールではどうか。全ての感染症に対してHbA1c<7%の群と比べると、7%−8.5%の群ではOR 1.11 (95% C.I. 1.05-1.18),  >8.5%の群ではOR1.35% (95%C.I. 1.25-1.45)と血糖コントロール悪化に伴いそのリスクは増加する。

 糖尿病とCOVID-19との関連について「糖尿病だとかかりやすいとか悪化しやすいとTVワイドショーでやっていたので家に引きこもっていました。先生、本当のところどうなの?」と患者さんによく質問を受ける。現在までの総説によると、罹患リスクは変わらないが、重症化しやすい傾向があるという。先日、中国武漢から糖尿病患者は、COVID-19の病状が急速に進行し予後不良となりやすいという研究結果が発表された。糖尿病群と非糖尿病群で比較すると、年齢や性別に有意差はなかったが、発熱の頻度は糖尿病群の方が有意に低かった(59.5 v.s. 83.2%、P=0.002)。糖尿病群の死亡率は10.8%で非糖尿病群の3.6%より高い傾向を認めた(P=0.185)。糖尿病群で主に炎症マーカー(CRP, IL-6, D-ダイマー)で高値(有意差あり)が認められ、胸部CT画像所見でも著明な変化が認められた。

 今後も免疫獲得や治療法の確立がない限り、第2波などで「Stay Home」「不要不急の外出自粛」の生活を強いられる可能性があるが、生活習慣病を考慮するとバランスの取れた食事・運動生活を行うことが大切であることは言うまでもない。

2020/05/09

みんなお家でエクササイズ‼

新型コロナで在宅でお過ごしになる時間が増えてきています。それに伴い、運動量の低下や間食の増加で体重増加が気になる時期になっています。
誰にも会わない(立ち話しない等です)、買い物などどこにも立ち寄らないで人との距離(ソーシャルディスタンス)を保って早足散歩をすると気分転換にもなりますし、運動不足解消にもなります。もし、外出に対して不安であれば、日本糖尿病協会が提供しているお家でエクササイズやYouTUBEなどを参考に家でもできる運動をしてみることをお勧めします。
https://www.nittokyo.or.jp/modules/patient/index.php?content_id=89&fbclid=IwAR396_O20hTOt3cIi6l962rTDWOk4b_vxn3VxGgZdmCVsnFlLLbmcsVREto

https://www.nittokyo.or.jp/modules/doctor/index.php?content_id=33#exercise

https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%B6%E3%81%A7%E3%81%AE%E9%81%8B%E5%8B%95

2020/05/03

動脈硬化の進展を評価できるようになりました。

血圧脈波検査装置 VS-2000を導入しました。
これにより、動脈硬化症の進展評価(いわゆる血管年齢)や
糖尿病に生じる事が多い、閉塞性動脈硬化症の評価が可能になりました。
https://nakahara-naika.com/clinic.php

リンク1 → https://www.domyaku.net/arteriosc01.html

リンク2 → https://www.domyaku.net/arteriosc04.html

リンク3 → https://www.fukuda.co.jp/medical/gakujutsu/arteriosclerosis/cavi.html

リンク4 →https://www.fukuda.co.jp/medical/vs2000/

2020/05/01

メトホルミン製剤の一部ロット自主回収に関して

http://www.jds.or.jp/modules/important/index.php?content_id=168
https://www.nittokyo.or.jp/modules/information/index.php?content_id=126
https://healthcare.ds-pharma.jp/product/metglco/info/
https://www.ds-pharma.co.jp/ir/news/pdf/ne20200427.pdf

2020年4月27日付で、大日本住友製薬株式会社のメトグルコ錠250mgおよび錠500mgの一部ロット、日本ジェネリック株式会社のメトホルミン塩酸塩錠500mgMT「JG」の一部ロットが自主回収されることになりました。メトグルコ錠ではPTP包装品の複数のロットから管理指標を超える発がん性物質N-ニトロソジメチルアミン(以下「NDMA」)が検出され、原因は明確でないものの、PTPアルミ箔の印刷インクに含まれる物質が、錠剤中原薬に僅かに残留していた原料と反応して生成された可能性があるとのことです。

これまでに本製品によるNDMAに関連した重篤な健康被害等の報告はありません。
メトグルコなどメトホルミン製剤を服用中の患者の皆様は、本件について心配な点があれば独断で服用を中止せず、主治医に相談してください。

              よく寄せられるご質問
Q1︓NDMAとは何ですか︖
A1︓N-ニトロソジメチルアミンの略称で発がん性が確認された環境汚染物質です。様々な産業の製造工程で発生したり、自然条件のもとでも発生したりする可能性があり、飲料水や肉、野菜、乳製品からも検出されます。

Q2︓メトグルコ錠を⻑期で服用している場合の安全性について教えてください。
A2︓メトグルコ錠に関するNDMAの管理指標は、メトホルミン塩酸塩として1日2,250mgを70年間服用し続けた場合に10万人に1人に発がんするリスクが増える量として設定されています。今回は、この管理指標を超えるものが確認されましたが、患者さんの実際の服用量・服用期間等の服用状況を踏まえて考えますと、健康上の問題が発生する可能性は小さいと考えています。

Q3︓今服用しているメトグルコ錠はどうすればいいですか︖
A3︓お手元のメトグルコ錠はそのまま服用いただいて構いません。服用いただいた場合でも、健康上の問題が発生する可能性は小さいと考えています。


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