月: 2023年2月
2023/02/27
転居に伴う医師・医療施設探し
なかはら内科クリニックです。
もう直ぐ春を迎え、新生活の季節になります。
それに伴い転勤・転居で当院から他施設に紹介する機会も増えてきました。
折角、いい関係になれたのに、本当に寂しい季節です。
転居先の医療施設探しにみなさん苦慮されているようです。
知り合いに紹介できればそれに越したことはないのですが、遠方であるとそうはいきません。
一緒に、ホームページを参考に探すこともあります。
ネットの口コミって意外と当てにならないもので、この業界では平均3.5に落ち着くと言われております。なので、それよりも高いとか、低すぎるといろいろ感じるものがあります。
家族や会社友人などの知り合いからの紹介の方が実は良かったりしますよね。
以前も書きましたが、クリニックはいろいろ標榜しておりますが、実はその病気の専門医ではないことが多々あります。
転居後、最終的に医師患者関係の折り合いの合うところに落ち着くのですが、
最初に行くべき医療施設の提案をしたいと思います。
それぞれクリックするとリンクに接続します。
・高血圧・脂質異常症・カテーテル治療後・不整脈であれば
・高血圧であれば
・糖尿病・糖代謝異常・肥満症・脂質異常症であれば
・逆流性食道炎・胃大腸ポリープ・肝機能障害であれば
・甲状腺疾患、内分泌疾患・脂質異常症であれば
・脳梗塞・脳出血後、パーキンソン、頭痛であれば
・内科一般であれば
2023/02/20
ゴールデンウィーク期間中の休診案内
ゴールデンウィーク期間の5月1日(月)・2日(火)を休診と致します。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
2023/02/04
これって脳梗塞?
以前、朝の血圧上昇は脳梗塞・心筋梗塞の危険因子であるというお話をしました。
これに関連して、これって?大丈夫?脳梗塞なの?というお話をしようと思います。
みなさん、
「FAST(ファスト)」
という言葉はご存知でしょうか?
これは脳梗塞の症状を示唆する大切なサインです。
Fは、「face:顔」 顔の左右の半分が動かなくなって、口元が下がってくる。イーという表情をしても、左右半分の口角のシワがない。おでこにシワを寄せようとしても、片方はシワがよらない。
Aは、「arm:腕」 体の片方の手足が動かない、力が入らない。前へならえの姿勢で腕が下がってしまう。
Sは、「speech:発語」 話そうとしても呂律(ろれつ)が回らない、らりるれろ、パピプペポ、るりもはりもてらせばひかるが言えない。言葉がでない。
Tは、「time:時間」 これらの症状に気づいたら、すぐに受診する!
です。
朝起きて、あれ?なんか変だぞと本人、もしくはご家族が気づかれるかもしれません。
でも、もう少し様子を見てみようと半日様子を見てしまいがちです。
もし、脳梗塞の症状であるならば、発症後6時間以内であれば脳血管治療を受けることができ、その後に残るであろう麻痺症状を比較的軽度にとどめることが可能になります。
つまり、もう少し様子を見てみようは症状が続くのであれば数時間までと決めて、迷うようなら医療機関に相談する方が宜しいと思います。
また、
一過性脳虚血発作:TIA(Transit Ischemic Attack)
といって、一時的に脳に血流が流れなくなって、手足のしびれやまひなどが短時間で現れて消える状態があります。
例えば、一瞬、体の力が抜けたが数分でよくなった。といった症状が起きたら、24~48時間以内に大きな脳卒中が起きる警告発作かもしれません。
なので、症状が軽快したからいいと考えず、持病に高血圧・脂質異常症・糖尿病や喫煙といった動脈硬化症の危険因子があれば1-2日は用心した方がいいと思います。
ご自身が、動脈硬化症に伴う脳血管疾患に罹患しやすいかを計算することができるサイトが
にございます。
ぜひ、ご活用くださいませ。
©医療法人社団ミネルバ なかはら内科クリニック