月: 2022年6月
2022/06/25
再掲:糖尿病患者さんへ:ジュース・スポーツドリンクに注意しましょう!
ここ最近、暑い中での生活を通してこまめな水分補給をしていると思います。
患者さんの中で、スポーツドリンクで塩分・水分を補っています。1日1L飲んでいる。とお話しされていました。その時の血糖値が今までのコントロールよりも悪化していたことに驚かれていました。原因は500mlに砂糖約33g(カロリー135kcal)のスポーツドリンクが原因でした。
炭酸飲料などでは500mlで砂糖約55gといわれています。
医療の中で問題となっているのは、このように清涼飲料水の飲み過ぎで起こるペットボトル症候群です。
飲みすぎは危険です。脱水予防として飲んでいる清涼飲料水の多飲によって血糖値が上昇し、やがて脱水と意識障害に陥る可能性があります。
麦茶・ルイボスティ・お茶などがおすすめです。
追記2022.08.03Yahoo!ニュースでも関連リンクがございました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/19c60ff7ce08ac61d9f7eb3c2c74712b7c3ec662
2022/06/25
再掲:夏の日常生活における水分と塩分の摂取について:熱中症予防と高血圧管理の観点から:再掲
本格的な夏の到来です。
メディアで「熱中症予防のために塩分摂取を!」という内容を目にすることがあります。
しかし、日本人の食塩摂取量は平均1日10グラム程度で,1日における塩分必要量をはるかに超えています。
高血圧の人は,原則として夏でも適切な減塩が必要で,1日6グラム未満が望まれます。
血圧が正常な人も高血圧の人も,水分は十分に摂ることが望まれます。環境省の熱中症予防情報サイトでは,1日当たり1.2リットルを目安としたこまめな水分補給を推奨しています。
詳しくは、日本高血圧学会のHPをご参照ください!
https://www.jpnsh.jp/general_salt_01.html
ttps://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000205703.pdf
水分摂取量の目安
2022/06/22
最近の混雑状況
ここ最近、月曜日 午前、金曜午前が混雑する傾向にあります。
スタッフ一生懸命待ち時間軽減を図っておりますが、
最大待ち時間も60分前後になることがございます。
もし、時間の都合がつくのであれば、
午後3時半〜4時頃ですと、待ち時間も少なく受診していただけると思います。
土曜日は2人の医師で対応し、診察待ち時間を軽減するように図っております。
2診察室の先生は関東労災病院の各部長先生がいらしています。
皆さん、経験豊富で内科専門医を有しておりますので、ご相談くださいませ。
2022/06/16
欧州心臓病学会のアブストラクト採点者として協力しました。
毎年8月末に行われる欧州心臓病学会に発表者として参加するために、世界の循環器の研究者は自分の研究の抄録(アブストラクト)を提出します。各分野の専門家から採点を受け10点中8点以上の評価を得たものが、学会に発表者としての機会を得ることができます。
今年はバルセロナで開催されます。
研究者として日常診療の問題点・課題を見つけ、研究し、結果を出しアブストラクトを書き、各種学会にトライするのですが、国際学会の採択率が低いため、結果発表の日は、合格発表日の受験生のような気持ちになります。世界で戦っている?競争しているような感じがあるのです。若い研究者の時代はどのような人が採点しているのかなと思いながら過ごしていたのを覚えています。
年々、世界での経験を積むに従って、採点者として召喚されるようになりました。
欧州心臓病学会では、毎年2ー3月になかはら内科クリニックの院長は心臓病、特に公衆衛生(疫学)と画像分野の専門家として採点者として協力しております。
欧州心臓病学会では、採点者が実名で発表されるのが慣例です。採点は実は無償で時間がかかるので、このように感謝の気持ちをもって評価されるのは嬉しいものです。
https://www.escardio.org/static-file/Escardio/Congresses/ESC%20Congress/Documents/2022/ESC%20Congress%202022_Abstract%20Reviewing%20Committee.pdf
https://www.escardio.org/Congresses-&-Events/ESC-Congress/Scientific-sessions
2022/06/10
CPAP療法士 合格
当院で重症の睡眠時無呼吸の患者さんの相談が増えてきました。
実際にCPAP治療をおこなっている患者さんも多数おられます。
そんな背景があり、循環器専門医や高血圧専門医でも治療をカバーできますが、
より知識を深めようと一般社団法人 日本睡眠総合検診協会が主催する、CPAP療養士の勉強をして資格を得ることができました。
当院は患者さんの症状改善が良く、継続率が高い傾向にあります。
今後、睡眠時無呼吸症候群で困っている患者さんに適切な治療をより深くできればと考えております。

2022/06/08
オンライン診療:続報
将来的にオンライン診療を一般診療でも行えればと考えております。
まず初めに、自費診療から開始しいたします。
対象は初診ではなく、当院で初診を受け、実際に使用後問題がなかった方を対象に行います。
今後、オンラインによる栄養指導ができればと考えております。
2022/06/08
4回目新型コロナワクチン接種情報
先日、川崎市から4回目新型コロナワクチン接種に関する情報が発表されました。
当院では引き続きファイザーワクチンでの接種をおこなっていきます。
予約は従来通り、川崎市予約サイト・コールセンターを介しての予約となります。
予約コールセンター(電話)での申込み

FAX 044-953-6339 ※耳の不自由な方のお問い合わせ用
【ご注意ください】
電話番号のお掛け間違いが増えております。番号をご確認の上、お掛けください。
予約コールセンターでの対応内容
- 接種予約の受付、変更、キャンセル
- 転入・紛失等による接種券の再発行
予約サイト(インターネット)でのお申込み

【ご注意ください】
予約システムの推奨ブラウザは、Google Chrome・Safari・Microsoft Edge・FireFoxの最新バージョンです。Internet Explorerには対応しておりませんのでご注意ください。
予約サイトでは、接種予約の受付、変更、キャンセルを行っています。
以下、川崎市からの転載です。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000135508.html
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000140188.html
4回目接種用接種券について

60歳以上の方
接種券を発送します。このページで発送スケジュールをご確認ください。
18~59歳の方
対象者に該当する方は、申請が必要です。
接種券の発行申請手続きの案内が届いた方から申請の受付開始を開始しますので、このページで発送スケジュールをご確認ください。
【60歳以上の方】4回目接種の接種券の発送スケジュール
接種券発送日 | 3回目接種時期 |
---|---|
5月27日(発送済み) | 令和3年12月1日~令和4年1月9日 |
6月3日(発送済み) | 令和4年1月10日~1月16日 |
6月10日 | 令和4年1月17日~1月23日 |
6月17日 | 令和4年1月24日~1月30日 |
6月24日 | 令和4年1月31日~2月6日 |
以降、毎週金曜日(祝日の場合は前日の木曜日)に順次発送します。
接種券が届くまで数日から1週間程度かかります。お手元に届くまでお待ちください。
※60歳になる方の接種券の発送について
3回目接種から5か月経過する月までに60歳になる方は、上記のスケジュールで接種券を発送します。
3回目接種から5か月経過する月に59歳の方には、60歳になる月の上旬に接種券を発送します。基礎疾患等のない方は、60歳になってから接種を受けてください。
【18~59歳の方】接種券発行申請手続きの案内の発送スケジュール
接種の対象に該当する基礎疾患等を有し、接種を希望される方は、接種券の発行申請手続きが必要となります。
接種券の発行申請は、接種券の発行申請手続きの案内が届いた方から受付開始となります。
対象者や手続きなどの詳細は、こちらの申請手続きのご案内をご覧ください。
案内発送日 | 3回目接種時期 |
---|---|
6月17日 | 令和3年12月1日~令和4年2月20日 |
6月24日 | 令和4年2月21日~2月27日 |
7月1日 | 令和4年2月28日~3月6日 |
以降、毎週金曜日(祝日の場合は前日の木曜日)に順次発送します。
案内が届くまで数日から1週間程度かかります。お手元に届くまでお待ちください。
申請が「必要」となる方
■新型コロナワクチンを3回接種済みの18~59歳で、次のいずれかに該当し、接種を希望する方
- 基礎疾患を有する方
- 新型コロナウイルス感染症にかかった場合に重症化リスクが高いと医師が認める方
■4回目接種用の接種券発送日から1週間程度経過しても、接種券が届いていない方や接種券を紛失した方
1・2回目接種時に基礎疾患がある旨の申出をしていただいた方も、現時点で対象となる基礎疾患等がある旨を確認させていただくため、申請が必要となります。
対象となる基礎疾患について
接種の対象者に該当するか不明な場合等は、かかりつけ医に相談の上、申請をしてください。
1 以下の病気や状態の方で、通院/入院している方
(1)慢性の呼吸器の病気
(2)慢性の心臓病(高血圧を含む。)
(3)慢性の腎臓病
(4)慢性の肝臓病(肝硬変等)
(5)インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
(6)血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
(7)免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む。)
(8)ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
(9)免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
(10)神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
(11)染色体異常
(12)重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
(13)睡眠時無呼吸症候群
(14)重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している(※)、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している(※)場合)
※重い精神障害を有する者として精神障害者保健福祉手帳を所持している方、及び知的障害を有する者として療養手帳を所持している方については、通院又は入院をしていない場合も、基礎疾患を有する方に該当します。
2 基準(BMI 30以上)を満たす肥満の方
BMI30以上の目安は、身長170cmの場合は体重約87kg、身長160cmの場合は体重約77kg
※BMI= 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
申請受付
申請は、接種券の発行申請手続きの案内が届いた方から受け付けします。
案内の発送スケジュールは、こちらをご覧ください。
先行申請受付
3回目接種を令和4年2月9日までに受けた方で、申請が「必要」な方に該当する方は、接種券発行申請手続きの案内が届く前から、先行して発行申請受付を開始します。
令和4年2月10日以降に受けた方は、4回目接種の接種券発行申請手続きの案内が届くまでお待ちください。
受付開始日時
令和4年5月20日(金)午前8時30分~
申請方法
インターネットによる申請
申請に必要な情報
次の書類の画像を添付していただきますので、ご準備ください。
- 接種を希望する方の本人確認書類
(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)
※マイナンバーカードの場合は、カードの表面のみ必要です。 - 3回目の接種情報が記録されている書類
次の書類のいずれか
・新型コロナウイルスワクチン予防接種済証(臨時)
・新型コロナワクチン接種記録書
・新型コロナウイルス感染症予防接種証明書
書類をお持ちでない場合は、接種日を入力していただきます。 - 代理人または法定代理人の方が申請する場合は次の書類
<代理人(同一世帯員、法定代理人以外)の方が申請する場合>
→委任状(DOCX形式,15.83KB)(接種券の発行手続きを委任する旨、代理人の住所・氏名、被接種者の住所氏名を記載した任意様式)
<法定代理人(成年後見人等)の方が申請する場合>
→登記事項証明書等その資格を証明する書類
申請フォーム
2022/06/08
高齢者肺炎球菌ワクチン
川崎市から該当住民の方へ接種券が届き始めました。
取り寄せとなりますので、当院に問い合わせください。
対象となる方
川崎市内にお住いの方で、次の1又は2にあてはまる方
- 令和4年度に65、70、75、80、85、90、95、100歳となる方
- 接種日に満60歳~65歳未満の方で
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
- 接種を受ける法律上の義務はありません。
- 過去に23価肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は公費負担で受けられません。
対象期間と回数
令和4年4月1日~令和5年3月31日の間に1回
期間内に接種を行わなかった場合は任意接種となり、全額自己負担となりますのでご注意ください。
肺炎球菌感染症とは
肺炎は、細菌やウイルスなどが肺に入り込んで起こる肺の炎症です。肺炎の原因となる細菌やウイルスにはさまざまな種類のものがありますが、日常でかかる肺炎の原因菌で最も多いのは肺炎球菌という細菌です。
成人用肺炎球菌ワクチンの接種により、肺炎球菌による感染症の予防や感染した場合の重症化を防ぐことができます。
2022/06/01
血圧計迷ってしまう方へ
外来診療をしていると、どの血圧計を購入すれば良いのかと相談されます。
先日、参考になる記事があったのでリンクを提示いたします。
https://osusume.mynavi.jp/articles/1014/
医療機器基準に基づいた血圧計を準備することをお勧めします。
©医療法人社団ミネルバ なかはら内科クリニック