カテゴリー: 予防接種
2023/09/23
インフルエンザワクチン正い理解の為に
インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
当院に在庫があれば、希望者に接種いたします。
10月からインフルエンザワクチン接種を開始しています。
その際によく聞かれる質問がございます。
Q:早く打つと年明けまで効かなくなっちゃうんですか?
答えは5〜6ヶ月程度維持されます。
論文にもよりますが月に数%程度割合で発症予防の有効性が低下してくるようです。
大切:発症予防効果は50〜60%と言われています。重症化予防が主な目的です。
Q:新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能ですか?
→新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。
いろいろ論文がございます。アメリカCDCや厚生労働省からも患者向けにQ&Aがあります。
以下にわかりやすい概略を作成しました。参考にしてみて下さい。
インフルエンザワクチン開始 | 10月〜 |
ワクチン接種 | 10月〜11月までに |
ワクチン効果発現 | 接種後2週間後 |
インフルエンザ・シーズンのピーク | 12月~2月 |
インフルエンザの流行 | 4月または5月に下火になる |
インフルエンザワクチンの効き目 | 接種後約5-6ヶ月 |
引用元
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
https://www.cdc.gov/vaccines/hcp/vis/vis-statements/flu.html
https://www.cdc.gov/vaccines/hcp/vis/vis-statements/flu.html
file:///Users/officemacmini/Downloads/cdc_112645_DS1.pdf
https://www.verywellhealth.com/how-long-does-a-flu-shot-last-770538
2023/09/14
新型コロナワクチン 第3報
9月19日に予約枠を増やしました!予約できなかった方はご利用ください。
先日、川崎市ホームページが更新され、XBB対応ワクチン詳細が発表されました。
9月20日以降開始の予定です。
それに伴い、予約を15日昼以降から川崎市ワクチン接種予約センターで開始予定としました。
ワクチン接種予約は従来通り、川崎市ワクチン接種予約センターからの予約となります。
https://kawasaki.v-yoyaku.jp/login
以下、川崎市HP転載、
予約について

- 無断キャンセルはしないでください。
やむを得ず当日キャンセルをする場合は、予約した医療機関にご連絡をお願いします。 - 予約コールセンターの電話番号は0120-654-478(8時30分~18時、土日祝日も対応。※12月29日~1月3日を除く。)です。おかけ間違いにご注意ください。
詳細は以下の通りです。
2023/09/13
インフルエンザワクチン情報第一報
※インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
※インフルエンザ予防接種は、コロナワクチンとの同時接種が可能です。
令和5年度高齢者インフルエンザ予防接種について
1. 実施期間 令和5年10月1日~令和6年1月31日まで
2. 対象者 川崎市内に住民登録がある方で、次のいずれかに該当する方
①接種日に65歳以上の者
②接種日に60歳以上65歳未満で ・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害を有するもの ・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害を有するもの
3. 自己負担金 2,300円(税込み) ただし、市県民税非課税世帯の方など、一部対象者は自己負担金が免除になります。
接種費用は以下の通りです。
・65歳以上の方(川崎市在住): 2,300円
・65歳未満の方 : 3,500円
13歳未満の方は2回接種です。
ワクチン接種の際には予診票の記入をお願いしております。
事前にご記入の上お持ちいただきますと、待ち時間を短縮することができます。
予診票ダウンロードはこちらから→
2023/08/26
とうとうなってしまいました:帯状疱疹
なかはら内科クリニックの 院長の岸です。
例年どおり、約1週間のお休みをいただき、院長含め当院スタッフも心身ともにリフレッシュさせていただきました。どうもありがとうございました!
院長は子供が3人いるのですが、それぞれに付き合っていると体力が持ちません。
特に今年は、下の娘がプールにハマってしまい、流れるプールや台風の中の水泳6時間などでやや低体温症ぎみで生活しておりました。。
明後日から診療再開だ!と気合を入れていたのですが、なんか腰が痺れるような?チクチクするような?ビリビリするような、腰痛のような?そんな複雑な感じを自覚しておりました。
いろいろ運動したせいで腰痛になったかとやり過ごしていたのですが、その翌日、プツプツ見覚えのある皮疹が出始めてきました!
そうです。。
帯状疱疹
になっていましました。
その後の帯状疱疹の電気的な刺激のような激しい痛みと全身の倦怠感は人生で味わったことのない感じでした。1日は体が重く起き上がることができませんでした。もう1週間経つのですが、まだ、神経痛は残っていて悲惨です。。
40歳代の院長は帯状疱疹ワクチン(シングリックス)を打つことができません。
一般的にシングリックスというワクチンの適応は50歳以上から推奨しています。
最近、帯状疱疹ワクチンのCMが頻繁に流れています。
当院は、いろいろなワクチン接種を推奨しておりますが、50歳以上になったら是非、ワクチンを検討することを心から提案します。
ただし、10年程度持続し、発症予防効果のあるシングリックスは非常に高価です。
どこのクリニックでも、納入単価が高いので一回2万数千円します。
それを2回打たなければなりません。
東京都のある区では半額程度の補助が出るのですが、川崎市含め神奈川県ではまだ補助には至っていないようです。
でも、もし、余裕があるのなら、是非打った方がいいと思います。
罹ると、本当にひどいです。特に頭部に発症すると脳症や神経麻痺のリスクが生じるので入院治療を要する場合があります。
ワクチン接種に関心がございましたら、是非、ご相談ください。
帯状疱疹についての詳しい解説リンクは以下です。
https://taijouhoushin-yobou.jp/
予防接種リンク
https://jp.gsk.com/ja-jp/products/our-prescription-medicines/shingrix/
https://nakahara-naika.com/vaccination.php
帯状疱疹ワクチンを接種できる医療機関検索サイト
https://www.health.ne.jp/hospital/taijou/?utm_source=dtc&utm_medium=sitelink&utm_campaign=taijou
2023/05/28
コロナワクチン予約枠:改訂
コロナワクチンもとうとう6回目になりました。
帯状疱疹ワクチンであるシングリックスと比べ予防有効期間が短いせいもあり、このような接種回数となっています。コロナワクチンの接種券が今週から配布されているようです。
予約方法は従来通り、送付接種券に記載されたコールセンターとネット予約で行っていただくようお願い申し上げます。


コロナワクチンの接種券が今週から配布されているようです。
以下、川崎市からの抜粋です。
令和5年5月8日~8月は、65歳以上の方、基礎疾患を有する方、医療従事者等を対象にオミクロン株対応ワクチンでの接種を実施します。詳細はこちらをご覧ください。

2023/01/15
2価コロナワクチンBA1, BA4-5の2種類の違い:追記
2価コロナワクチンBA1, BA4-5の2種類の違いについてよく患者さんから相談されます。
わかりやすいパンフレットが厚生労働省にあったので掲載します。
https://www.mhlw.go.jp/content/000999261.pdf
追記:2023.1.15
分かりやすい記事がございましたので、リンクを以下につけました。
ご参考にしてください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20230115-00332851
2022/12/24
高齢者インフルエンザワクチン:最新12.24
※今週からインフルエンザ流行期に入り、当院でも陽性患者さんが増えてきました。
これに伴い、令和4年12月末までとしていた接種期限を
令和5年1月31日まで延長になりました。
今回は無料です。
まだ打っていない方はご検討ください。
令和5年1月1日から1月31日までに接種する場合
次の条件を満たしている方
1. 川崎市内にお住まいの方
2.令和4年12月31日時点で65歳以上の方または令和4年12月31日時点で60歳~65歳未満の方で下記条件に該当する方
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
3. 接種を受けようとするご本人が接種を希望していること
川崎市から高齢者インフルエンザワクチン接種に関して発表されました。
インフルエンザに関しては集団免疫獲得が大切です。
在庫に限りがございますのでお早目に接種なさってください。
なお,ワクチンの予約などは行っておりませんので,ご了承くださいませ.
予約制ではございません。
接種詳細は川崎市ホームページから以下転載します。
高齢者を対象とした定期のインフルエンザ予防接種
インフルエンザ予防接種とは
- インフルエンザ予防接種は、インフルエンザ感染や発症そのものを完全には防御できませんが、重症化や合併症の発生を予防する効果が証明されています。予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5か月とされています。より効率的に有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。
- 予防接種法に基づく高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種は、接種を受ける法律上の義務はなく、本人が接種を希望する場合にのみ接種を受けることができます。
対象となる方
川崎市内に住民登録のある方で、次の1または2にあてはまる方
1.満65歳以上の方
2.接種日に満60歳~65歳未満の方で
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
接種を受ける法律上の義務はありません。
実施期間と回数:令和4年10月1日から令和4年12月31日までの間に1回
接種を受けられる場所
市が指定した市内約680か所の医療機関です。
保健福祉センター(保健所)では受けられません。
自己負担金:2022年度に限り、自己負担金なし
接種を受けるにあたって
接種を希望される方は、接種を受ける前に川崎市予防接種個別協力医療機関に設置してあるインフルエンザ予防接種を受ける方へをお読みください。
- 接種の際は、住所及び年齢を確認できるもの(健康保険証等)をお持ちください。
- 接種を受けるご本人の正確な意思確認が難しい場合には、ご家族等によって本人の意思の有無を慎重に確認してください。最終的にご本人の接種意思の確認ができなかった場合には、予防接種法に基づく接種ではないため、助成対象になりません。
- 接種にあたっては、予診票の「高齢者インフルエンザ予防接種希望書」への署名が必要になります。自署できない方は、ご家族の方と一緒に受診してください。
ワクチン接種の際には予診票の記入をお願いしております。
事前にご記入の上お持ちいただきますと、待ち時間を短縮することができます。
予診票ダウンロードはこちらから→
インフルエンザに関して、詳しくはコチラ→
2022/11/29
コロナワクチン情報:最新11.29
なかはら内科クリニックのコロナワクチン予約は1月28日分まで枠を開放しました。
予防接種実施規則の一部改正に伴い、市ワクチン調整室より通知がありましたので、
お知らせいたします。
3ー5回目のワクチン接種券が順次発送されているようです。
以下のリンクでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000126099.html
ファイザー及びモデルナを用いた追加接種については、今般の規則改正(令和4年
10月21日)により、
接種間隔が「5か月」から「3か月」に短縮されました。
※同日より適用
接種券は、3か月経過前に発送されます
2022/11/27
院長はどうしてコロナにならないんですか?
日本に新型コロナウイルスが始まって以来、なかはら内科クリニックはスタッフの協力のもと、発熱外来を行ってきました。
今までに当院で新型コロナの診断を受けた患者さんは1500人を超えました。
その中には2回感染したという方もいます。
しかし、院長である私は未だ感染したことはありません。
患者さんの喉をみたり、呼吸音を聞いたりしていますが、定期的に測定している感染を示す抗体も陽性になったことはございません。
なぜでしょうか?
それは運がいいからでしょうか?運良く1500人の感染者から感染しないことってあるのでしょうか?
きっと、ワクチンを定期的に接種して、適切な予防策をしているからと考えます。
5回目のワクチンを打つ前に前回のワクチンによってできた抗体量を確認しましたが、減っていました。
なので、先日5回目のワクチン接種を受けました。
そして、接種後翌日に倦怠感や悪寒が生じました。
論文通り24-48時間以内に症状は軽快しましたが、
つらかったです。
ただ、感染者のその後の感想を伺っていると、やはりその症状や不安よりもワクチン接種の症状の方がまだいいのかなと個人的には思います。
当院にワクチンの相談をよくされます。
先生、ワクチン打った方がいいのかしら??
質問する患者さんの気持ちはよくわかります。不安なことも多いですよね。
一定数、心筋炎などの重篤な副反応が出ることが世界的に知られているからです。
しかしながら、後日取り上げますが、複数回コロナに感染すると、認知機能への影響やや生活習慣病などになりやすいこともわかってきました。
当院では、良いことも悪いことも、客観的な研究結果をもとに患者さんに説明をして、
無理強いせずに、患者の希望のもとにワクチンを打ってもらうようにしています。
下のグラフは有名な医学雑誌からです。
近年、ワクチン接種後3ヶ月以降でワクチンの恩恵は消えてしまうようです。

2022/11/26
インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
当院に在庫があれば、希望者に接種いたします。
©医療法人社団ミネルバ なかはら内科クリニック