月: 2022年12月
2022/12/24
高齢者インフルエンザワクチン:最新12.24
※今週からインフルエンザ流行期に入り、当院でも陽性患者さんが増えてきました。
これに伴い、令和4年12月末までとしていた接種期限を
令和5年1月31日まで延長になりました。
今回は無料です。
まだ打っていない方はご検討ください。
令和5年1月1日から1月31日までに接種する場合
次の条件を満たしている方
1. 川崎市内にお住まいの方
2.令和4年12月31日時点で65歳以上の方または令和4年12月31日時点で60歳~65歳未満の方で下記条件に該当する方
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
3. 接種を受けようとするご本人が接種を希望していること
川崎市から高齢者インフルエンザワクチン接種に関して発表されました。
インフルエンザに関しては集団免疫獲得が大切です。
在庫に限りがございますのでお早目に接種なさってください。
なお,ワクチンの予約などは行っておりませんので,ご了承くださいませ.
予約制ではございません。
接種詳細は川崎市ホームページから以下転載します。
高齢者を対象とした定期のインフルエンザ予防接種
インフルエンザ予防接種とは
- インフルエンザ予防接種は、インフルエンザ感染や発症そのものを完全には防御できませんが、重症化や合併症の発生を予防する効果が証明されています。予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5か月とされています。より効率的に有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。
- 予防接種法に基づく高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種は、接種を受ける法律上の義務はなく、本人が接種を希望する場合にのみ接種を受けることができます。
対象となる方
川崎市内に住民登録のある方で、次の1または2にあてはまる方
1.満65歳以上の方
2.接種日に満60歳~65歳未満の方で
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
接種を受ける法律上の義務はありません。
実施期間と回数:令和4年10月1日から令和4年12月31日までの間に1回
接種を受けられる場所
市が指定した市内約680か所の医療機関です。
保健福祉センター(保健所)では受けられません。
自己負担金:2022年度に限り、自己負担金なし
接種を受けるにあたって
接種を希望される方は、接種を受ける前に川崎市予防接種個別協力医療機関に設置してあるインフルエンザ予防接種を受ける方へをお読みください。
- 接種の際は、住所及び年齢を確認できるもの(健康保険証等)をお持ちください。
- 接種を受けるご本人の正確な意思確認が難しい場合には、ご家族等によって本人の意思の有無を慎重に確認してください。最終的にご本人の接種意思の確認ができなかった場合には、予防接種法に基づく接種ではないため、助成対象になりません。
- 接種にあたっては、予診票の「高齢者インフルエンザ予防接種希望書」への署名が必要になります。自署できない方は、ご家族の方と一緒に受診してください。
ワクチン接種の際には予診票の記入をお願いしております。
事前にご記入の上お持ちいただきますと、待ち時間を短縮することができます。
予診票ダウンロードはこちらから→
インフルエンザに関して、詳しくはコチラ→
2022/12/11
冬はお塩の取り過ぎにご注意を
とうとう朝は10度を下回ってきましたね。
鍋やおでん、汁物の美味しい季節になってきましたね。
以前、冬に血圧が上昇するメカニズムの話をしましたが、今回は塩分摂取量についてお話ししようと思います。
https://nakahara-naika.com/blog/category/highbloodpressure
みなさんもご存知と思いますが、
塩分が同じ場合、私たちの舌は
温度の暖かいと薄く感じ、冷たいと濃く感じるようになっております。
暖かい鍋や汁物が食事に出てきますが、薄いと感じていても、実は塩分が結構含まれているという落とし穴がございます。ご注意くださいませ。
2022/12/07
AGA治療薬
12月から
ザガーロのジェネリック(後発品)である、
デュタステリド0.5mg (30日分)の価格を値下げいたしました。
デュタステリド0.5mg (30日分) 5,000円となります。
2022/12/03
糖尿病治療器具 スマートインスリンペン:スマートフォンと連携するインスリン・ペン型注入器について
Apple Watchで不整脈である心房細動検出など、日常の生活に使用するデジタル機器で健康を管理しやすくなってきています。デジタルという言葉でもう無理と感じてしまう方もおられますが、はじめの一歩を踏み出すと意外と使いやすく、もっと早く使っておけばよかったと実感する方もいるようです。
以前、紹介した24時間血糖値をスマホで測定することができる、フリースタイルリブレもそのひとつです。
なかはらクリニックは院長が新しい知見や研究・技術に関心があるので、可能な限り有用なものは患者さんの診療に落とし込みたいと考えて紹介しております。
今回紹介するのは、今年に発売されたインスリン注入器具であるインスリンペンのご紹介です。
特に1型糖尿病の患者さんやインスリン分泌能が低い2型糖尿病患者さんはインスリン使用が必要となります。
インスリンにはインスリン薬液と注入器が一体化したプレフィルド製剤と呼ばれるものやカートリッジ製剤などがあります。
スマートインスリンペンはこのカートリッジ製剤の注入機がスマホとの連携が可能となり、ペンをスマホにかざすだけでインスリン注入量とその時間を記録することができます。
えっ?!それだけ??と感じる方もおられますが、インスリンを使用している患者さんはそれをアナログで記載していたりしていました。毎食の血糖値を測定してそれを記載し、注入量を記録することはすごい負担となります。
フリースタイルリブレとスマートインスリンペンを併用するだけでその負担がとれて、かつ、インスリン使用量とその後の血糖値の変化をデジタルで見える化できるので、後での振り返りにも大変便利となります。
もし、ご興味がある患者さんがおられましたら、医師やスタッフにお声がけくださいませ。
以下が商品の紹介です。
「ノボペン6」、「ノボペン エコー プラス」の特徴
- 「最後に注入ボタンを押したときの設定単位数およびそのときからの経過時間」を、最大99時間59分59秒まで本体のメモリー表示で確認できる。
- 直近の最大800回分の注入ボタンを押した履歴を本体内部に自動記録できる。
- 注入ボタンを押した履歴 (時間と投与量) をNFC(近距離通信システム)対応のスマートフォンアプリに無線転送できる。
- 最後に打った単位数と経過時間をペン上部の液晶画面で確認できる。
- ノボペン6は最大投与量が60単位、1単位刻みで、カラーはグレーとブルーの2色。
- ノボペンエコープラスのほうは最大投与量が30単位、0.5単位刻みで、カラーはレッドとライトブルーの2色。
- 3mLのペンフィルカートリッジで販売されている5種類のインスリンアナログ製剤(フィアスプ注、ノボラピッド注、トレシーバ注、レベミル注、ノボラピッド30ミックス注)を使用できる。


対応するスマホアプリ:リブレは対応予定
シンクヘルス リブレが対応するまでは、機能的にこちらがおすすめです。
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