カテゴリー: 健康診断

2021/05/16

高血圧専門医について

今週末は高血圧学会主催の第9回高血圧フォーラムがありました。
今年はコロナの影響もありオンラインでの開催となりました。
我が国では脳心血管病による死亡原因として高血圧症が最大のリスクとされております。
その高血圧のコントロールをいかにうまく生活に落とし込めるかが発症予防のカギとなります。
高血圧専門医とは、わが国最大の Common disease である高血圧を切り口とした 脳心血管疾患の一次予防・二次予防のプロです。
一般的な内科クリニックでは内科を標榜していおり、高血圧診療も含まれておりますが、実際に深く診療に当たるという意味では、高血圧専門医による判断が欠かせません。
高血圧専門医は難治性高血圧、二次性高血圧、妊娠高血圧、高血圧緊急症・切迫症など特殊な高血圧の診断・治療も可能となります。
神奈川県の内科系診療所数は3799です(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)。

高血圧専門医は全国で946人(2020年11月現在)、
神奈川県では62人しかいません。
なかはら内科クリニックもその専門施設の一つです。
是非、ご利用・ご相談いただければと思います。

先ほど紹介しました、高血圧フォーラムでの教育講演でも印象的な発表がありました。
日本には約4300万人の高血圧症患者がいます。
しかし、
特定健診の未受診率が44%と高く、
自身が高血圧であるという事を知らずに未治療である率が33%(1400万人)、
高血圧であるという事を知っていて治療を受けていない人が11% (450万人)、
合計 44%が適切な治療を受けていないということになるようです。
是非、毎年実施されている特定健診を受けて、必要に応じて生活療法を含めた治療の提案を受けていただければと
思います。

2021/01/21

生活習慣病の治療中断による再出発(再治療)

ここ最近、
以前治療していたが、引越しや転勤、コロナ不安、もういいかなという心情で継続治療を中断し、検診などで悪化を指摘され再受診となる患者さんが増えてきています。
医療者は患者さんが継続通院しなくなることをlost follow(ロストフォロー)と言います。
特に、糖尿病、甲状腺疾患、高血圧は症状が悪化するまで病状進行に気が付きにくいため、lost followになってしまうと腎機能や心機能の悪化などの合併症が生じてしまっていることが多々見受けられます。
再治療は患者さん自身、そしてわれわれ医療者にも大きな負担(精神的にも、時間的にも、費用的にも)となります。
継続治療は高齢化社会において、いかに臓器を若々しく保たせ、自分らしく生活するために必要なことの一つです。

もう直ぐ春になると転居/転勤の時期になります。どうぞ、lost follow せず継続治療を行ってください。

厚生労働省と日本糖尿病協会が協力して制作した糖尿病啓発冊子 「糖尿病の治療を放置した働き盛りの今」という冊子があります。不安を刺激して通院してもらおうということではありません。自分の健康に目を向けて頂きたいという気持ちです。

https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/enlightenment_2020.pdf

数十年後の自分を想像しながら継続治療を行っていただければと思います。

2020/06/12

川崎市特定健診・各種がん検診を再開しました。

川崎市特定健診・各種がん検診は、緊急事態宣言解除に伴い再開いたしました!

2020/06/11

検診で要精査、要受診と言われた患者さんへ

最近、検診異常で、要精査・受診を提案された患者さんが増えてきました。

精査のために受診なさる場合は、空腹時採血が必要となりますので、空腹で来院して下さい(夏期ですので、糖分の含んでいない飲水はしっかり摂りましょう)

健診・人間ドックを受けられた方で、検査結果の数値に注意が必要とされた方、再検査が必要とされた方でも様々なご事情で対策をとられてない方が多いのではないでしょうか。

コロナ禍の今、ご自身の健康やその生活環境を見直す絶好のチャンスです!

https://nakahara-naika.com/treatment2.php


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