カテゴリー: 健康診断

2022/09/23

マイナンバーカードによるオンライン資格確認を開始します。

国が進めているマイナンバーカード。
今回、医療における事例をご紹介します。
10月より当院では医療情報・システム基盤整備体制充実加算1の基準を満たしている施設になります。
オンライン資格確認を行う体制を有しているなどの施設基準を満たす当院などの医療機関は従来の保険証を用いて受付をした場合に月1回に限り4点を算定。同加算2はマイナンバーカードを保険証(マイナ保険証)として用いてオンライン資格確認等により情報を取得した場合に月1回に限り2点を算定する。
ことになっております。


つまり、マイナンバーカードを持参した方が保険証より20円(1点10円:2点x10=20円)安いので、是非ご活用ください。
マイナンバーを使用することによる利点は、
今までの特定健診のデータを患者さんと一緒に共有することができます。
→持参する必要がなくなります。
他施設で処方されている薬剤情報を患者さんと共有することができます。
→重複処方をなくすことが可能です。
例えば解熱鎮痛薬を他院で鎮痛薬として処方されている場合、それを知らずに当院でも解熱薬として処方してしまうことがあります。この場合、製剤名は同じなのに商品名が違うため患者さんは違う薬として内服していることがあります。胃粘膜障害や腎機能障害のある患者さんの場合、その病態を悪化させてしまうことがあります。オンライン資格確認を使用することにより重複投与を回避することが可能となります。

ちなみに
調剤では加算1が6月に1回3点、加算2が6月に1回1点を算定する。
となるようです。

2022/04/25

サルコペニア フレイル


中原区という地域は年齢層が若く人口増加が起こっている地域です。
しかし、当院でも高齢患者さんが多数来院されます。
患者さんの名前を呼んで立ち上がるまでの時間や移動速度を見ながら、患者さんの今日の状態、筋力含めたADLの推定などを医師は観察しています。当院に入ったその瞬間に実は、患者さんの健康状態の観察が始まっているのです。
難聴と思っていなかったが、実は難聴だったとか、いつもの自分は変わりないから健康だと思いがちですが、事務員さんや看護師さん、医師は患者さんとの日常会話や動作を通して、何か変わった事がないか、何か助けになることはないかと考えながら診療にあたっています。


最近、なかはら内科クリニックでは、高齢者を対象にサルコペニア・フレイル評価のために握力計を導入いたしました。

そもそもサルコペニア?フレイル?ってなに??

サルコペニアとは
筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態
です。
サルコペニアは、特に高齢者の身体機能障害や転倒のリスク因子になり得るとされています。

フレイルとは
加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態
です。「虚弱」といわれる場合もあります。言い換えると、介護が必要になる前段階とも表現できます。



サルコペニアが筋肉量の減少にターゲットを置いているのに対して、フレイルの方が体重減少、倦怠感や活動度の低下などの項目が入っており日常生活動作(ADL)に主眼をおいた概念といえます。
話を握力計に戻しますと、
患者さんの筋力の衰えを数値化して、いかにサルコペニア・フレイルを回避するかに役立ちます。
もちろん診断基準に当てはまっている患者さんには適切な栄養指導と運動療法を指導します。


以下出典:日本内科学会雑誌109 巻10 号 p2162

2022/03/30

4月1日から検診の値段が変わります。

4月1日から検診の値段が変わります。

一般健康診断 ¥17,000
企業検診 ¥15,000
入社時検診 (雇用時検診) ¥15,000

2022/03/23

雇用時健康診断

ここ最近、雇用時健康診断の問い合わせが急増しております。
結果に1週程度要します。

https://nakahara-naika.com/checkup.php


健康診断には、予約の必要はございません。


午前9時~10時30分に来院ください。


検診受診の際には 空腹時採血を行いますので、21時(夜9時)までに消化の悪い物、脂肪分の多い物、アルコールを避けた食事を済ませてください。また、21時(夜9時)以降は一切、食事を摂らないでください。健診当日は朝から絶食となります。
糖や脂肪、カフェインが入っていない飲み物の摂取は問題ありません。
一般的に検査前日の夕食後、12時間以上絶食した状態が望ましいとされています。
*現在治療中でお薬を飲まれている方は、血圧を下げる薬・心臓の薬 は受診当日健診受診の2時間前までにコップ1杯(約200ml)の水で飲んできてください。
 その他の薬については、主治医にご確認ください。
ご不明な点がございましたら、お電話にてご相談くださいませ。

2022/02/05

生活習慣病の治療中断による再出発(再治療)

ここ最近、
以前治療していたが、引越しや転勤、コロナ不安、もういいかなという心情で継続治療を中断し、検診などで悪化を指摘され再受診となる患者さんが増えてきています。
医療者は患者さんが継続通院しなくなることをlost follow(ロストフォロー)と言います。
特に、糖尿病、甲状腺疾患、高血圧は症状が悪化するまで病状進行に気が付きにくいため、lost followになってしまうと腎機能や心機能の悪化などの合併症が生じてしまっていることが多々見受けられます。
再治療は患者さん自身、そしてわれわれ医療者にも大きな負担(精神的にも、時間的にも、費用的にも)となります。
継続治療は高齢化社会において、いかに臓器を若々しく保たせ、自分らしく生活するために必要なことの一つです。

もう直ぐ春になると転居/転勤の時期になります。どうぞ、lost follow せず継続治療を行ってください。

厚生労働省と日本糖尿病協会が協力して制作した糖尿病啓発冊子 「糖尿病の治療を放置した働き盛りの今」という冊子があります。不安を刺激して通院してもらおうということではありません。自分の健康に目を向けて頂きたいという気持ちです。

https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/enlightenment_2020.pdf

数十年後の自分を想像しながら継続治療を行っていただければと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=BfV8ttQYElA

2021/10/31

二次性高血圧症について

先日、高血圧専門医として日本高血圧学会に出席いたしました。
当院でも一定数いらっしゃる、高アルドステロン症や境界域アルドステロン症、MR関連高血圧症についての発表が印象的でした。
当院でも若年成人発症の高血圧や多種類の薬剤を内服していても血圧コントロールに難渋している高血圧症の患者さんがなかはら内科クリニックに相談に訪れます。
その際に、必要に応じて高血圧専門クリニックならではの二次性高血圧の検査を実施しております。

二次性高血圧とは?

高血圧の大半は生活習慣や遺伝要因による発症する本態性高血圧ですが、中には他の疾患が原因で血圧が上昇する二次性高血圧があります。高血圧患者さんの10〜15人に1人程度が二次性高血圧であると言われていますが、実際に二次性高血圧と診断されている高血圧患者さんはそれよりも少なく、二次性高血圧の多くが本態性高血圧として治療をされているのが現状です。二次性高血圧の診断が重要である理由は、その原因となる疾患に対する治療を行うことで高血圧や高血圧に伴う合併症が改善する可能性があるためです。高血圧は長期間治療薬を飲み続ける必要がある生活習慣病であり、その初期段階で二次性高血圧を発見し適切に治療することは極めて重要なのです。

なかはら内科クリニックの治療スタイル

なかはら内科クリニックでは、患者さんの病歴や生活歴を細かく聞いて、必要に応じてスクリーニング検査を実施いたします。中には今まで内服治療をしていたけど、当院に相談し睡眠時無呼吸症の診断となり、薬物治療でなく、CPAP治療で血圧コントロールが可能になった患者さんや、そもそも、体重が問題であり、体重減量することにより薬やCPAPもいらなくなった患者さんもいらっしゃいます。
血圧という指標は一つですが、原因は患者さん一人一人違います。
その原因を見定めて治療することにより、血圧コントロールを図るのです。
冬は気温が下がり、血圧コントロールに難渋する季節でもあります。かかりつけの患者さんと話し合い、どのように自分らしい生活を保ちながら血圧コントロールしていくか決定していければと思いながら診療しています。

2021/05/16

高血圧専門医について

今週末は高血圧学会主催の第9回高血圧フォーラムがありました。
今年はコロナの影響もありオンラインでの開催となりました。
我が国では脳心血管病による死亡原因として高血圧症が最大のリスクとされております。
その高血圧のコントロールをいかにうまく生活に落とし込めるかが発症予防のカギとなります。
高血圧専門医とは、わが国最大の Common disease である高血圧を切り口とした 脳心血管疾患の一次予防・二次予防のプロです。
一般的な内科クリニックでは内科を標榜していおり、高血圧診療も含まれておりますが、実際に深く診療に当たるという意味では、高血圧専門医による判断が欠かせません。
高血圧専門医は難治性高血圧、二次性高血圧、妊娠高血圧、高血圧緊急症・切迫症など特殊な高血圧の診断・治療も可能となります。
神奈川県の内科系診療所数は3799です(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)。

高血圧専門医は全国で946人(2020年11月現在)、
神奈川県では62人しかいません。
なかはら内科クリニックもその専門施設の一つです。
是非、ご利用・ご相談いただければと思います。

先ほど紹介しました、高血圧フォーラムでの教育講演でも印象的な発表がありました。
日本には約4300万人の高血圧症患者がいます。
しかし、
特定健診の未受診率が44%と高く、
自身が高血圧であるという事を知らずに未治療である率が33%(1400万人)、
高血圧であるという事を知っていて治療を受けていない人が11% (450万人)、
合計 44%が適切な治療を受けていないということになるようです。
是非、毎年実施されている特定健診を受けて、必要に応じて生活療法を含めた治療の提案を受けていただければと
思います。

2020/06/12

川崎市特定健診・各種がん検診を再開しました。

川崎市特定健診・各種がん検診は、緊急事態宣言解除に伴い再開いたしました!

2020/06/11

検診で要精査、要受診と言われた患者さんへ

最近、検診異常で、要精査・受診を提案された患者さんが増えてきました。

精査のために受診なさる場合は、空腹時採血が必要となりますので、空腹で来院して下さい(夏期ですので、糖分の含んでいない飲水はしっかり摂りましょう)

健診・人間ドックを受けられた方で、検査結果の数値に注意が必要とされた方、再検査が必要とされた方でも様々なご事情で対策をとられてない方が多いのではないでしょうか。

コロナ禍の今、ご自身の健康やその生活環境を見直す絶好のチャンスです!

https://nakahara-naika.com/treatment2.php


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