当番医をして感じたこと 〜お薬手帳の大切さ〜
2025/09/23
当番医をして感じたこと 〜お薬手帳の大切さ〜
23日に中原休日診療所で当番医を担当しました。
休日診療所は年に数回担当していますが、この日も感冒(かぜ)の症状で受診される方が多くいらっしゃいました。
問診をしていると、糖尿病を持病としてお持ちの患者さんが多く見受けられました。ところが、お薬手帳を持参していないため、服用しているお薬の名前をすぐに答えられる方は少なく、診療を進めるうえで少し難しさを感じました。
一方で、HbA1c(ヘモグロビンA1c)の値については多くの方がきちんと把握されており、ご自身の病状に関心を持って管理している姿に感銘を受けました。
休日や急な体調不良で受診する際には、普段のかかりつけ医の情報が手元にないことが多いため、お薬手帳を持参いただけると診療がとてもスムーズになります。
何より、正確な薬の情報があることで、より安全で、適切な治療を受けていただけることにつながります。
みなさんも、急病のときにはぜひ 「お薬手帳を忘れずに」 ご持参くださいね。
©医療法人社団ミネルバ なかはら内科クリニック