鼻からの低血糖治療薬が処方可能となります。
2020/09/14
鼻からの低血糖治療薬が処方可能となります。
低血糖治療薬として日本イーライリリーから救急治療薬「バクスミー点鼻粉末剤3mg」(一般名:グルカゴン)が10月2日から処方可能となります。
今までグルカゴン注射で対応していましたが、点鼻投与となり簡便な治療法となります。
インスリン治療を受けている患者で特に重症低血糖に対して有効な治療です。
詳細はこちら
http://dm-rg.net/news/2020/03/020317.html
https://www.diabetes.co.jp/consumer/usage-baqsimi
以下の状態ではその効果を得られません。
飢餓状態、副腎機能低下症、頻発する低血糖、一部糖原病、肝硬変等の場合、血糖上昇効果はほとんど期待できません。また、アルコール性低血糖の場合には、血糖上昇効果はみられません。
→グルカゴンの血糖上昇作用は、主として肝グリコーゲンの分解によるので、飢餓状態、副腎機能低下症、頻発する低血糖、一部糖原病、肝硬変等の場合、血糖上昇効果はほとんど期待できません。また、アルコール性低血糖の場合には、血糖上昇効果はみられません。(日本イーライリリーから引用)
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