院長はどうしてコロナにならないんですか?

2022/11/27

院長はどうしてコロナにならないんですか?

日本に新型コロナウイルスが始まって以来、なかはら内科クリニックはスタッフの協力のもと、発熱外来を行ってきました。


今までに当院で新型コロナの診断を受けた患者さんは1500人を超えました。


その中には2回感染したという方もいます。

しかし、院長である私は未だ感染したことはありません。


患者さんの喉をみたり、呼吸音を聞いたりしていますが、定期的に測定している感染を示す抗体も陽性になったことはございません。


なぜでしょうか?
それは運がいいからでしょうか?運良く1500人の感染者から感染しないことってあるのでしょうか?


きっと、ワクチンを定期的に接種して、適切な予防策をしているからと考えます。

5回目のワクチンを打つ前に前回のワクチンによってできた抗体量を確認しましたが、減っていました。
なので、先日5回目のワクチン接種を受けました。

そして、接種後翌日に倦怠感や悪寒が生じました。
論文通り24-48時間以内に症状は軽快しましたが、
つらかったです。
ただ、感染者のその後の感想を伺っていると、やはりその症状や不安よりもワクチン接種の症状の方がまだいいのかなと個人的には思います。
当院にワクチンの相談をよくされます。


先生、ワクチン打った方がいいのかしら??

質問する患者さんの気持ちはよくわかります。不安なことも多いですよね。
一定数、心筋炎などの重篤な副反応が出ることが世界的に知られているからです。
しかしながら、後日取り上げますが、複数回コロナに感染すると、認知機能への影響やや生活習慣病などになりやすいこともわかってきました。
当院では、良いことも悪いことも、客観的な研究結果をもとに患者さんに説明をして、
無理強いせずに、患者の希望のもとにワクチンを打ってもらうようにしています。

下のグラフは有名な医学雑誌からです。
近年、ワクチン接種後3ヶ月以降でワクチンの恩恵は消えてしまうようです。



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