院長が協力した論文が発表されました.

2022/02/23

院長が協力した論文が発表されました.

院長が協力した論文が学術誌:Renal Replacement Therapyで発表されました.

透析患者の動脈硬化進展の表現である大動脈石灰化の進展度合い解析すると、
大動脈石灰化が強くなるほど、心血管疾患だけでなく、感染症や栄養失調に関連する死因が増大することを示した研究です。

検診で大動脈に石灰化を指摘される患者がおられます。
その石灰化の量が増大するほど心血管疾患による死亡率が上昇するというメッセージです。
動脈硬化症が進展してしまうと石灰化の状態になります。
動脈硬化症予防は血圧・脂質・血糖・体重コントロールです。もちろん、禁煙もしなければなりません。
血管含め臓器を若々しく保ちながら加齢していければいいですね。
なかはら内科クリニックは高血圧だけでなく糖尿病専門クリニックでもあります。
糖尿病の血糖コンロトールだけでなく血圧・脂質管理をすることにより、糖尿病の最大の合併症である透析療法を回避すべく、日々患者さんと共に頑張っております。

https://rrtjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s41100-022-00394-8


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