肺炎球菌ワクチンと公費補助について
2024/02/04
肺炎球菌ワクチンと公費補助について
最近肺炎球菌ワクチンのCMが頻回に流れていることに気づかれたと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=HzOMG46IS1Y
肺炎で亡くなる日本人の97.9%が65歳以上(2021年)
で市中病院入院患者では 肺炎での入院が多数います。
高齢になると、誤嚥性肺炎や肺炎球菌、インフルエンザ、コロナによる肺炎になりやすく、それをが原因で敗血症・多臓器不全へリスクが大きくなってしまいます。
日常でかかる肺炎の原因菌で最も多いのは肺炎球菌で約19%と言われています。
わかりやすくいうと、肺炎で入院している患者の5人に一人が肺炎球菌が原因となります。
話をCMにもどしますが、公費補助で打てるのは1回のみで、
対象者:年度内に65、70、75、80、85、90、95、100歳となる川崎市民で過去に肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがない方 ※過去に肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は公費負担で受けられません。
に市区町村から公費助成のための補助チケット郵送されてきます。
しかし、この制度、70、75、80、85、90、95、100歳となる川崎市民で過去に肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがない方の対象が3月末(今年度まで!!)で終了してしまいます。
なので、対象者の方で、あれ?公費助成で打ったことないかも!という方は早めにお問合せださい。
肺炎球菌ワクチンは5年で効果が薄れてしまうと言われています。
例えば65でワクチン接種した場合、5の倍数覚えているといつ打てばいいか思い出しやすい手と思います。
65歳打った→70、75、80、85、90、95、100歳の間隔で打つ。
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