シングリックス:「この機会を逃すと、自己負担が増えてしまいます」
2025/12/15
シングリックス:「この機会を逃すと、自己負担が増えてしまいます」
「この機会を逃すと、自己負担が増えてしまいます」
あとで後悔しないために、今お読みください。
【帯状疱疹ワクチンは、1月中の接種開始をおすすめします】
理由は、自己負担金が増えてしまう可能性があるから です。
神奈川県の補助制度のクーポンをお持ちの方でシングリックスをご希望の方は、
令和8年3月31日までに
帯状疱疹ワクチン(シングリックス)を「2回接種」
する必要があります。
■ シングリックス接種の重要なルール
- シングリックスは 2回接種 が必要です
- 1回目と2回目の間は、2か月以上あける必要 があります
そのため、
1回目の接種は「1月中」がおすすめ となります。
【具体例①:2月に1回目を接種した場合】
- 2月に1回目を接種
→ 2回目は 最短でも4月以降
→ クーポンの期限(3月31日)を超えてしまう - → 2回目は補助が使えず、全額自己負担 になります
当院では、
シングリックスは1回 23,000円(自費) です。
川崎市の補助を利用できる場合は、
1回あたり 10,000円の補助 があり、
→ 自己負担は 13,000円分 軽減されます。
しかし、補助期限を過ぎてしまうと、
👉 この13,000円分の補助が受けられず、自己負担が増えてしまいます。
【具体例②:1月末ギリギリに1回目を接種した場合】
- 1月末に1回目を接種
→ 2回目は 3月末ごろが最短
しかし、その時期に
- 風邪をひいた
- 発熱があった
- 体調不良で接種できなかった
場合は、
→ 接種が 4月以降に延期
→ 2回目は補助対象外
→ 13,000円分、自己負担が増えてしまいます。
つまり…
1月末は「ギリギリセーフ」な時期 です。
安全に補助を使い切り、
余計な自己負担(13,000円)を防ぐためには
👉 1月のできるだけ早めの接種開始 をおすすめします。
【さらに大切なポイント】
帯状疱疹ワクチンのクーポンは「一生に一度」です
今年使わなかった場合でも、
来年、再度クーポンが配布されることはありません。
そのため、
クーポンをお持ちの方は、12月〜1月中に使うことが非常に重要 です。
よくあるご質問
Q:クーポンはどこから届きますか?
お住まいの 市町村(自治体)から郵送 で届きます。
(例:川崎市)
毎年6-7月頃に、
対象年齢(65歳・70歳・75歳・80歳など) の方に
封筒で個別に送付されます。
Q:クーポンを持っているか分からない場合は?
以下の方法で確認できます。
① ご自宅の郵便物を確認
「帯状疱疹」「予防接種」「助成」「補助」
などの記載がある封筒が目印です。
② 帯状疱疹定期予防接種に関するお問合せ窓口
川崎市予防接種コールセンター
電話番号 044-200-0144
ファクス番号 044-200-1065
受付時間 午前8時30分~午後5時15分(月曜日から金曜日、祝日・年末年始を除く)
※ 川崎市予防接種コールセンターでは、接種予約は行いません
※ 任意接種についてのお問い合わせは承っていません。
【当院でクーポンが使用できる方】
当院で使用できるのは、
川崎市が発行した帯状疱疹ワクチンのクーポンのみ です。
- 横浜市
- その他の市町村
のクーポンは、当院ではご利用いただけません。
クーポンをお持ちで、まだ接種がお済みでない方へ
自己負担を増やさないためにも、早めのご予約をおすすめします。
©医療法人社団ミネルバ なかはら内科クリニック