インフルエンザワクチン情報最新:追記

2023/10/31

インフルエンザワクチン情報最新:追記

よく、患者さんに今年のインフルエンザワクチンは当たるのですか?
と聞かれます。
答えは 当たっているようです!
インフルエンザワクチンには4種類(A2種類・B2種類)の株が入っています。
2023/24は
    A/Victoria(ビクトリア) /4897/2022(IVR-238)(H1N1)pdm09
    A/Darwin(ダーウィン) /9/2021 (SAN-010)(H3N2)
    B/Phuket (プーケット) /3073/2013 (山形系統)
    B/Austria(オーストリア) /1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
そして、
現在東京や神奈川で10月現在流行している主な株は

新型インフルエンザ>A香港型

です。
今回のワクチンはA新型(pdm)、A香港型、B型インフルエンザの重症化を防ぎます。


なので、当たっていることになります。

*鳥インフルエンザ(H5N1)には効果はありません。

https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/rapid/inf3/2019_36w/sinin1_231026.gif

追記
当院目の前に、産科のはぐくみ母子クリニックさんがあり、妊婦の方がワクチン接種にいらっしゃいます。
妊婦の方や、小児、そしてインフルエンザワクチンで腫れや発疹が出てしまう方に、


チメロサール(有機水銀)を含まないワクチン:フルービックHA

を10月12日以降から使用開始予定とします。
納入価格が高いので、4400円になります。


©医療法人社団ミネルバ なかはら内科クリニック