発熱外来の名称とシステム変更のお知らせ:再掲。

2023/07/18

発熱外来の名称とシステム変更のお知らせ:再掲。

厚生労働省の指導のもとコロナ禍では診療時間を時間的・空間的区別を行い、その時間帯を

発熱外来

と名付けて実施していました。
しかし、患者さんの中でこの名称は誤解を生んで、
「発熱していないのになんで発熱外来に行かないといけないのか」という意見を多くいただいていました。

5類に引き下げられやっとこの名称を変更することができるので、

感染症外来

とすることにしました。

感染症ってなに?

感染症とは、病原体(=病気を起こす小さな生物)が体に侵入して、症状が出る病気のことをいいます。
病原体は大きさや構造によって細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などに分類されます。
病原体が体に侵入しても、症状が現れる場合と現れない場合とがあります。感染症となるかどうかは、病原体の感染力と体の抵抗力とのバランスで決まります。

感染すると発熱することもあれば、発熱はなく鼻水、くしゃみ、 胃もたれ、 下痢、 腹痛でも感染症の症状となりうるのです。
なので、当院では発熱していないのに、なぜ発熱外来に回されるのか?といった患者さんの疑問を説明するのに苦労した時期もありました。

今まで、発熱外来時間帯には定時診療を実施しませんでした。
仕事帰りに当院に寄りたいけど、発熱外来で受診できないのでどうにかしてほしいという要望もございました。
これを機に以下の運用とします。


・当院では高血圧症・糖尿病・心疾患・脳疾患といった重症化しやすい患者さんが多くいらっしゃいますので、時間的・空間的区別をするために感染症外来を継続します。

・発熱外来は予約制とし、予約は当日朝9時から予約受付可能とします。
・感染症外来の時間帯でも定期受診したいという強い希望のある患者さんは診療いたします。
・忙しくてなかなか受診しづらい場合、通信費がかかってしまいますが、オンライン診療で対応いたします。7月までは電話再診も可能です。

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