木曜日は感染症外来は行っておりませんのでご了承ください。
木曜午前は予約制で、定期診療に加え、かかりつけの患者様を対象に動脈硬化症関連の検査日としております。
循環器疾患の原因となる高血圧・糖尿病・心不全・脂質異常症などをお持ちの方、または動脈硬化症の進行が心配な方には、この時間帯での受診をおすすめいたします。
現在、この時間帯は比較的空いており、スムーズに受診いただけます。
詳しくは、クリニック受付またはお電話にてお問い合わせください。
※木曜日は感染症外来は行っておりませんのでご注意ください。
なかはら内科クリニック
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a38d8d631317290c014ce7a29ad1c094919f9d0
5月から一人ペットボトル症候群で入院者が出ました。
毎年、夏にジュース類の飲み過ぎで患者が相談にきます。
対話形式でAIで作成してみました。
患者さん:「先生、最近すごく喉が渇くんです。スポーツドリンクとか炭酸飲料をよく飲んでるんですけど、それでも足りないくらいで…」
医師:「それはちょっと気になりますね。最近、急に体重が減ったり、疲れやすくなったりしていませんか?」
患者さん:「あ、そういえば体重が少し減ってますし、なんだかだるい感じもあります。」
医師:「その症状、もしかすると『ペットボトル症候群』かもしれません。」
患者さん:「ペットボトル症候群?聞いたことないです。」
医師:「正式には『清涼飲料水ケトーシス』といって、甘い飲み物をたくさん飲みすぎることで、血糖値が急に上がって体に異常が出る状態です。特にスポーツドリンクやジュース、缶コーヒーなど、砂糖が多く含まれる飲み物に要注意です。」
患者さん:「えっ、でも水分をとらなきゃいけないと思って…。」
医師:「もちろん水分補給は大事ですが、甘い飲み物ばかりだと逆に体に負担がかかることがあります。特にのどが渇くからといって大量に飲むと、悪循環に陥ってしまうんです。」
患者さん:「どんな症状が出るんですか?」
医師:「強い喉の渇き、頻尿、体重減少、だるさ、吐き気などが出ます。放っておくと意識を失うこともあり、命に関わることもあるんですよ。」
患者さん:「こわいですね…どうすれば予防できますか?」
医師:「のどが渇いたときは、水やお茶など糖分の入っていない飲み物を選ぶのが一番です。甘い飲み物は『たまにのご褒美』くらいにとどめておきましょう。あと、体調が気になるときは早めに受診してくださいね。」
患者さん:「はい、気をつけます。ありがとうございました!」
ペットボトル症候群とは?
暑い季節やスポーツのあとに、甘い飲み物をたくさん飲んでいませんか?
「ペットボトル症候群」は、清涼飲料水などの糖分を多く含む飲み物を大量に摂取することで起こる健康トラブルです。正式には「清涼飲料水ケトーシス」や「急性糖尿病性ケトアシドーシス」と呼ばれることもあります。
原因は?
砂糖が多く含まれる飲み物(スポーツドリンク、炭酸飲料、果汁飲料、缶コーヒーなど)を頻繁に飲むことで、血糖値が急激に上がります。それにより体がうまく血糖をコントロールできなくなり、糖尿病に近い状態になることがあります。特に、もともと血糖値が高めの方や、まだ糖尿病と診断されていない若い方にも起こる可能性があります。
主な症状
- 強いのどの渇き
- 多量の水分を摂っても喉の渇きが続く
- 頻尿
- 体重減少
- 倦怠感(体がだるい)
- 吐き気や腹痛
- ひどい場合には意識障害
これらの症状がある場合、すぐに医療機関を受診してください。
放っておくとどうなる?
重症化すると、「ケトアシドーシス」と呼ばれる状態になり、命に関わることもあります。また、血糖値が高い状態が続くと、腎臓への負担も大きくなり、尿路結石のリスクも高まるといわれています。
予防のポイント
- のどが渇いたときは、水やお茶など糖分のない飲み物を選びましょう
- 甘い飲み物は「たまに楽しむもの」として考える
- 食事や間食の内容も見直してみましょう
- 健康診断で血糖値を定期的にチェックすることも大切です
「雨が降る前に頭が痛くなる」「低気圧が近づくと体がだるい」――そんな経験はありませんか? もしかしたら、それは「気象病」かもしれません。気象病とは、天気や気圧の変化が原因で、体にさまざまな不調が現れる症状の総称です。今回は、気象病で特に多く見られる「偏頭痛」「めまい」「倦怠感」に焦点を当てて、そのメカニズムと対策についてご紹介します。
脳を直撃する痛み:偏頭痛
気象病の代表的な症状の一つが偏頭痛です。偏頭痛は、脈打つようなズキズキとした痛みが特徴で、吐き気や光、音に過敏になることもあります。なぜ天気が関係するのでしょうか?
私たちの耳の奥には「内耳」という器官があり、体のバランスを保つ役割を担っています。この内耳は、気圧の変化を感知するセンサーのような働きもしていると考えられています。気圧が急激に変化すると、内耳がその変化を過剰に感知し、脳に過剰な情報が送られます。この刺激が、脳の血管を収縮・過剰に拡張させ、偏頭痛を引き起こすと考えられているのです。特に、低気圧が接近する際に気圧が低下すると、症状が悪化しやすい傾向にあります。
ふわふわ、ぐるぐる:めまい
気象病では、めまいも頻繁に現れる症状です。乗り物酔いのようなふわふわとした浮遊感や、景色がぐるぐる回るような回転性のめまいなど、その種類は様々です。
偏頭痛と同様に、めまいも内耳の働きが深く関わっています。内耳にある三半規管や耳石器は、体の傾きや頭の動きを感知し、平衡感覚を保っています。気圧の変化によって内耳のリンパ液のバランスが崩れたり、内耳の神経が刺激されたりすることで、平衡感覚に異常が生じ、めまいとして現れると考えられています。自律神経の乱れも、めまいの発生に関与すると言われています。
なんだかやる気が出ない…:倦怠感
「特に何もしていないのに体が重い」「朝起きるのがつらい」といった倦怠感も、気象病の症状としてよく見られます。
これは、自律神経の乱れが大きく関係していると考えられています。自律神経は、私たちの意思とは関係なく、体の様々な機能をコントロールしている神経です。交感神経と副交感神経の2種類があり、このバランスが崩れると、心身の不調として現れます。気圧の変化は、この自律神経のバランスを乱しやすい要因の一つです。体が気圧の変化に適応しようとして余分なエネルギーを消費したり、ストレスを感じたりすることで、疲労感や倦怠感が引き起こされると考えられます。
気象病と上手に付き合うために
気象病は、決して気のせいではありません。天気という避けられない要因が関わるため、完全に症状をなくすことは難しいかもしれませんが、上手に付き合っていくことは可能です。
- 天気の変化を把握する: スマートフォンアプリなどで気圧の変化を予測できるものもあります。事前に天候の変化を知ることで、心の準備ができます。
- 生活習慣を整える: 十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動は、自律神経のバランスを整える上で非常に重要です。
- ストレスをためない: ストレスは自律神経の乱れを助長します。リラックスできる時間を作り、趣味などを楽しむことも大切です。
- 体を温める: シャワーだけでなく湯船に浸かる、温かい飲み物を飲むなど、体を温めることで血行が促進され、症状の緩和に繋がる場合があります。
- 専門医に相談する: 症状が重い場合や、日常生活に支障をきたす場合は、我慢せずに内科や耳鼻咽喉科などの専門医に相談しましょう。適切な診断と治療を受けることで、症状が改善する可能性があります。
天気と私たちの体は密接に繋がっています。気象病について理解を深め、自分に合った対策を見つけることで、天気に左右されずに快適な毎日を送れるようになりますように。
お待たせしました!
これまでのVISAやMasterに加えて、
JCB、AMEX、Discover、Dinersのクレジットカード
もご利用いただけるようになりました。
ぜひお気軽にご利用くださいね。
2024年7月22日(火曜)〜7月26日(土曜)
2024年8月12日(火曜)〜8月14日(木曜)
休診とさせて頂きます。
ご不便をお掛け致しますが、 よろしくお願い致します。
5月の感染症外来の各検査の陽性率はコロナ18%インフルエンザ4.3%でした。
今月は咳嗽をしゅそとする患者さんが多くおられました。