木曜日は感染症外来は行っておりませんのでご了承ください。
木曜午前は予約制で、定期診療に加え、かかりつけの患者様を対象に動脈硬化症関連の健診日としております。
高血圧・糖尿病・心不全・脂質異常症などの循環器疾患をお持ちの方、または動脈硬化症の進行が心配な方には、この時間帯での受診をおすすめいたします。
現在、この時間帯は比較的空いており、スムーズに受診いただけます。
詳しくは、クリニック受付またはお電話にてお問い合わせください。
※木曜日は感染症外来は行っておりませんのでご注意ください。
なかはら内科クリニック
2月の感染症外来の各検査の陽性率はコロナ34%インフルエンザ9%でした。2月は牡蠣やレバー含めた焼き鳥による胃腸炎が激増していました。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ
最終のご案内です。逃すと、自費で約10万円かかります。
対象の方は3月31日までに接種しましょう!一回打つと、その後の2回も公費で接種できます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html
キャッチアップ接種のご案内
HPVワクチンは、将来の子宮頸がんの予防に役立つ大切なワクチンです。接種の機会を逃してしまった方へ、再度接種を受けられる「キャッチアップ接種」が公費で提供されています。
🎯 接種の対象となる方
以下の2つの条件を満たす女性が対象です:
- 1997年4月2日(27歳)~2008年4月1日(17歳)生まれ(平成9年度生まれ~平成19年度生まれ)の方
- 過去にHPVワクチンを3回接種していない方
👉 接種歴は、母子健康手帳や予防接種済証でご確認ください。
📅 接種が受けられる期間
- 2022年4月1日~2025年3月31日まで
期間中は無料で接種を受けられます。
- この期間中に1回以上接種した方は、
2026年3月31日までに残りの回数も公費で接種できます。
💡 なぜHPVワクチンが必要?
- HPVワクチンは子宮頸がんやその他の関連疾患の予防に効果的です。
- 接種機会を逃した方でも、キャッチアップ接種で十分な予防効果が期待できます。
🏥 接種の流れ
- 接種記録を確認
母子手帳や接種済証で、これまでの接種回数を確認しましょう。
- 医療機関を予約
お住まいの自治体に問い合わせて、接種が可能な医療機関を確認してください。
- 無料で接種
対象期間内であれば、公費で無料接種が受けられます。
❓ ご不明な点がある場合は…
お住まいの自治体、またはかかりつけ医までお気軽にご相談ください。HPVワクチンで大切な健康を守りましょう。
川崎市から届いていた「川崎市特定健康診査」の受診券。6月までに該当の方に郵送されています。自宅にあり、知っているけど受けずに時期が過ぎていたという方がよくいます。また、肺炎球菌ワクチン接種も同様です。ワクチンは自己負担では約1万円程度かかるので、是非、助成制度をご利用ください。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000060825.html
実はこの受診券、有効期限が3月31日までとなっています。
今年度、後数週間ですが、ご都合の合う方は是非受けてみてください。
以下、川崎市ホームページの転載です。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000021915.html
川崎市こくほの健診(特定健診)のご案内
特定健康診査(特定健診)は、生活習慣病の早期発見と予防をするためのメタボリックシンドロームに着目した健診です。
健診結果により、生活習慣の改善が必要な方に対しては、医師・保健師・管理栄養士等が保健指導(特定保健指導)を実施します。
対象者
川崎市国民健康保険の被保険者で、
- 今年度40歳~74歳の年齢に達する方
- 今年度75歳の年齢に達する方(受診期限は誕生日前日まで。75歳の誕生日以降は後期高齢者健康診査の対象です。)
誕生月 | 川崎市こくほの健診(特定健診)受診券 | 後期高齢者医療制度健康診査受診券 |
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4~7月生の方 | 今年度は送付されません。 後期高齢者健康診査を受診してください。 | ・誕生月の2か月後の上旬に送付します。 (例:7月生まれの方には9月上旬に送付) ・有効期限は3月31日です。 ※75歳の誕生日~翌々月上旬(受診券送付)までは受診できません。 |
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8~12月生の方 | ・6月中に送付します。 ・有効期限は75歳の誕生日の前日です。 |
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1~3月生の方 | 今年度は送付されません。 誕生日前日までに川崎市国民健康保険特定健康診査を受診してください。 |
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※国の通知により、以下の方は対象となりません
妊産婦・海外在住・長期入院中・施設入所(養護老人ホーム・特定施設・介護保険施設等)・刑務所入所中等の方
実施期間
6月から翌年3月末まで
- 今年度75歳の年齢に達する方は、誕生日の前日まで
- 1~3月は大変混み合います。受診はお早めに
費用(自己負担額)
無料です。(令和元年度から無料になりました。)
ただし、50歳以上の男性の被保険者が特定健診と同時にPSA検査を受ける場合は、400円をご負担ください。
受診券
6月中旬に発送します。翌年の3月末までに受診してください。
- 年度途中で加入された方は、加入月の翌々月頃に発送します。(ただし12月加入分までとなります。)
再発行(発行)に関する申請方法
受診券の再発行(発行)をご希望の場合は、コールセンターまで再発行(発行)の申請をお願いします。申請から2週間以内を目途に、郵送させていただきます。
川崎市がん検診・特定健診等コールセンター(044-982-0491)
※対象であるか、あらかじめご確認のうえ、申請いただくようお願いします。
受診方法
- 受診券を確認してください。(有効期限がありますのでご注意ください。)
- 受診券に同封の医療機関名簿からお好きな医療機関に直接お申込み(ご予約)ください。
- 当日は「受診券」と「被保険者証」を必ず持参し、医療機関で健診を受診してください。
※受診当日に川崎市国民健康保険被保険者の資格が無いときは、当該受診券を使用しての受診はできません。
実施場所
市内委託医療機関(受診券送付時に医療機関名簿をお送りします。)
※医療機関の受け入れ状況によっては、御希望の時期に受診できない場合がありますので、早めに御予約をお取りいただくことをお勧めいたします。
健診項目
必須健診項目
問診(服薬歴、喫煙歴など)
身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
理学的所見(身体診察)
血圧測定
血液検査
・脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
・肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP))
・血糖検査(ヘモグロビンA1c)
・痛風検査(尿酸)
・腎機能検査(血清クレアチニン)
尿検査(尿糖、尿蛋白、尿潜血)
詳細な健診項目
実施基準に該当する方のうち医師が必要と認める方に対して、次の項目から医師が選択したものを実施する場合があります。(希望制ではありません)
- 貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)
- 心電図検査
- 眼底検査
当院では抗生物質を無駄に使いません
患者さん:「先生、風邪をひいたので抗生物質をください!」
医師:「風邪の原因のほとんどは ウイルス なんです。抗生物質は 細菌 には効きますが、ウイルスには効果がありません。」
患者さん:「えっ?でも昔は風邪のたびに抗生物質をもらっていた気がしますが…?」
医師:「確かに昔は『風邪=抗生物質』という考え方が一般的でした。でも今では、抗生物質の乱用が 耐性菌 を増やす原因になることが分かっています。」
風邪に抗生物質は効きません!
患者さん:「でも、早く治したいんです…何かできることはありますか?」
医師:「風邪の治療の基本は 安静・水分補給・栄養補給 です。症状がつらい場合は、症状を和らげるお薬を処方できます。」
なぜ抗生物質の適正使用が重要なのか?
患者さん:「耐性菌って何ですか?」
医師:「長年、抗生物質が過剰に使われた結果、薬が効きにくい細菌が増えてしまったんです。これが 耐性菌 です。治療が難しくなり、命に関わることもあります。」
なかはら内科クリニックの取り組み
患者さん:「なかはら内科クリニックでは抗生物質を適正に処方していますか?」
医師:「抗生物質を適正に使用しているかどうかは、国の基準で評価されています。当院は全国の医療施設の 上位20% に認定されるほど、適正使用に努めています。」
抗菌薬適正使用体制加算とは?
患者さん:「抗生物質を適正に使っているか、国もチェックしているんですか?」
医師:「はい。そのために 抗菌薬適正使用体制加算 という制度があります。当院はこれに基づき、必要な場合にのみ抗生物質を処方しています。」
✅ 算定の要件
- 抗菌薬の使用状況を報告
- 耐性化の懸念が少ない Access抗菌薬 の使用比率が60%以上
- サーベイランスに参加する医療機関の上位30%以内
✅ 加算の目的
- 抗菌薬の適正使用の重要性の認識を高める
- AMR(薬剤耐性)対策を推進する
- 患者の治療効果を向上させる
- 将来的な耐性菌のリスクを減少させる
✅ 抗菌薬の適正使用とは?
- 適正な診断を行う
- 必要な場合にのみ、適正な「抗菌薬」を選択する
- 適正な「量」と「期間」で治療を行う
抗生物質を適正に使うことで得られるメリット
✅ 本当に必要なときに、抗生物質がしっかり効く
✅ 副作用のリスクを減らせる
✅ 将来的な耐性菌の発生リスクを抑えられる
患者さん:「なるほど…風邪のたびに抗生物質を使うのは良くないんですね。」
医師:「そうです。風邪の治療は 安静・水分補給・栄養補給 が基本です。どうしても辛い場合は、対症療法で症状を和らげるお薬を出せますので、遠慮なくご相談くださいね。」
これからも 「本当に必要な治療を」 をモットーに診療を行ってまいります!
当院では、花粉症によるアレルギー症状の治療を行っております。
花粉症でお悩みの方、気がかりな方はぜひお早めにご相談ください。
まずは診断や検査をさせていただき、患者様の症状に合ったお薬の処方などを行います。