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2024.11.03
高齢者のインフルエンザワクチン・コロナワクチンの重要性について、知識の整理
勉強の秋ですね。食欲の秋にもなりそうですが。。
先日、高齢の親戚が新型コロナウイルス感染症で亡くなりました。コロナの重症化率は低下傾向にあるとはいえ、決して油断できないことを改めて痛感しました。この経験をきっかけに、高齢者のインフルエンザと新型コロナウイルスワクチン接種について、改めてその重要性を考え、まとめてみました。
なぜ10月からワクチン接種が始まるの?
毎年10月頃から高齢者のインフルエンザワクチン接種が始まるのは、インフルエンザの流行シーズンを考慮したものです。インフルエンザは、一般的に10月~3月頃に流行します。ワクチン接種後、効果が充分に発揮されるまでには数週間かかります。そのため、流行が始まる前に接種しておくことが、重症化リスクの高い高齢者にとって非常に重要なのです。
近年は、新型コロナウイルス感染症も秋から冬にかけて流行する傾向が見られます。インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行は、高齢者にとって大きな負担となり、医療システムにも大きな負荷がかかります。このため、両方のワクチン接種が推奨され、10月からの接種開始となっています。
高齢者のインフルエンザ・コロナワクチン接種はなぜ重要?
高齢者はインフルエンザや新型コロナウイルス感染症によって重症化しやすいという特徴があります。ワクチン接種は、以下のような重要な効果をもたらします。
- 重症化の予防: ワクチン接種によって、重症化のリスクを大幅に低減することができます。
- 入院・死亡リスクの低減: 重症化を防ぐことで、入院や死亡のリスクも軽減できます。
- 生活の質の向上: 病気による苦痛や不安を軽減し、高齢者がより健康で充実した生活を送るために役立ちます。
- 社会経済への貢献: 高齢者の健康維持は、医療費の削減や生産性の向上など、社会経済全体にもプラスの影響を与えます。
まとめ:大切な人を守るために
高齢者のインフルエンザと新型コロナウイルスワクチン接種は、高齢者自身を守るだけでなく、家族や社会全体を守るためにも非常に重要です。 秋から冬にかけての感染症流行に備え、大切な高齢者をインフルエンザと新型コロナウイルスから守るために、ワクチン接種を積極的に検討しましょう。 疑問点があれば、かかりつけ医や最寄りの保健所に相談することをお勧めします。
<インフルエンザワクチン>
効果の種類 | 効果の割合 |
---|
発症予防効果 | 50-60% |
高齢者の入院予防効果 | 60% |
高齢者の死亡予防効果 | 80% |
<コロナワクチン>
効果の種類 | 効果の割合 |
---|
発症予防効果 | >50% |
高齢者の入院予防効果 | >60% |
高齢者の死亡予防効果 | >60% |
<30歳代を基準とした重症化率>
https://www.mhlw.go.jp/content/000927280.pdf
この表からわかるように、年齢が高くなるにつれてCOVID-19の重症化リスクが飛躍的に増加することがわかります。特に、60歳代以上では30歳代の25倍以上の重症化リスクがあることが示されています。 しかし、このデータはあくまで特定の期間の日本のデータであり、他の地域や時期、状況では異なる可能性があることを改めて強調しておきます。
*示されているデータは、2020年9月16日から10月20日までの日本のCOVID-19患者における年齢層別の重症化率を示しています。30歳代を基準とした相対的なリスクを表で示します。 ただし、これは特定の期間の日本のデータであり、他の地域や期間、ウイルス株、ワクチン接種状況などでは異なる結果となる可能性があることをご理解ください。
2024.11.01
再掲:インフルエンザワクチン正い理解の為に
インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
当院に在庫があれば、希望者に接種いたします。
10月からインフルエンザワクチン接種を開始しています。
その際によく聞かれる質問がございます。
Q:早く打つと年明けまで効かなくなっちゃうんですか?
答えは5〜6ヶ月程度維持されます。
論文にもよりますが月に数%程度割合で発症予防の有効性が低下してくるようです。
大切:発症予防効果は50〜60%と言われています。重症化予防が主な目的です。
Q:新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能ですか?
→新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。
いろいろ論文がございます。アメリカCDCや厚生労働省からも患者向けにQ&Aがあります。
以下にわかりやすい概略を作成しました。参考にしてみて下さい。
インフルエンザワクチン開始 | 10月〜 |
ワクチン接種 | 10月〜11月までに |
ワクチン効果発現 | 接種後2週間後 |
インフルエンザ・シーズンのピーク | 12月~2月 |
インフルエンザの流行 | 4月または5月に下火になる |
インフルエンザワクチンの効き目 | 接種後約5-6ヶ月 |
引用元
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
https://www.cdc.gov/vaccines/hcp/vis/vis-statements/flu.html
https://www.cdc.gov/vaccines/hcp/vis/vis-statements/flu.html
file:///Users/officemacmini/Downloads/cdc_112645_DS1.pdf
https://www.verywellhealth.com/how-long-does-a-flu-shot-last-770538
2024.10.01
経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト®)ご希望の方へ
NEW: 経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト®)ご希望の方へ
当院では、経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト®」の接種を行っております。
フルミストは予約制です。
- 接種料金:9,800円
- 対象年齢:6歳(小学生)以上19歳未満
フルミスト®の特徴
- 痛くない
フルミスト®は、注射ではなく鼻腔内にスプレーを吹き付けるだけのワクチンです。痛みがありません。
- 流行の株以外も予防
フルミスト®は弱毒化された生ワクチンで、流行しているインフルエンザウイルス株とは異なるウイルスに対しても、軽症化させる効果が期待されています。
- 効果が長持ち
効果は1シーズン持続しますが、従来の不活化ワクチンよりも効果の持続が期待されています。
- 予防効果が高い
フルミスト®は、インフルエンザA型2種類、B型1種類の計3種類の株を含んでおり、鼻腔に直接免疫を付けることで気道分泌型のIgA抗体も誘導され、特に小児において高い予防効果が期待されています。
接種回数
ただし、2歳から8歳までの小児で、過去にインフルエンザに感染したことがない、またはワクチン接種経験がない場合は2回接種が推奨されます。
ワクチン接種ができない方
- 当日に急性疾患にかかっている、または発熱している方
- 卵アレルギーやワクチン成分に重度のアレルギー反応を起こしたことがある方
- 4週間以内に生ワクチンを接種した方
フルミスト®接種ができない方
- 妊娠中または妊娠の可能性がある女性
- アスピリン治療を行っている方
- 5歳未満で喘息の治療を行っている方、または1年以内に喘息発作があった方
- 心疾患、肺疾患、糖尿病などの代謝性疾患、血液疾患、神経系疾患、免疫機能低下などの慢性疾患をお持ちの方
- インフルエンザワクチン接種後にギランバレー症候群を発症したことがある方
フルミスト®の副反応
主な副反応として、鼻水、鼻づまり、発熱などが報告されています。
2024.09.23
2024年10月~の新型コロナウイルスワクチンについて
コロナワクチンは、65歳以上を対象として、年に1回の定期接種に変更になりました。
当院は、インフルエンザワクチン同様、予約制ではございません。
15000円〜16000円程度するワクチンですが、国や自治体が支援し、川崎市では1名3000円での接種となりました。
インフルエンザワクチン同様、接種券は送付しないようです。
なかはら内科クリニックでは、コミナティ®(ファイザー)のようなmRNAワクチンの副反応の問題で打つのことを悩まれている患者さんがいることを踏まえ、B型肝炎ワクチンなどと同じ不活化ワクチンである、ヌバキソビッド®(武田)を採用します。ファイザー製に比べて、筋肉注射ですので、筋肉痛は生じますが、発熱や倦怠感等の全身性副反応が少ないのが特徴です。したがって、コロナワクチン打ちたいのだけれど、mRNAワクチンで副反応が強かった人、mRNAワクチンを打ちたくない人が選択しやすいのではないかと考えます。
予防効果に関しては、成人の追加接種には、コミナティ®(ファイザー)=ヌバキソビッド®(武田)となります。
- コミナティ®(ファイザー)
これまでと同じmRNAワクチン
- ヌバキソビッド®(武田)
組み換えタンパクワクチン。B型肝炎ワクチンなどと同じ不活化ワクチンです。mRNAワクチンと同様の発症・重症化予防効果あります。
- ファイザー製に比べて、発熱や倦怠感等の全身性副反応が少ないのが特徴です。
今回はコロナのJN.1系統のワクチンになっています。
ご注意!
ファイザーのワクチンをご希望の方は、十分に在庫がございます。
武田のワクチンをご希望の方は当日の在庫次第となり、ご希望に添えないことがありますので、ご了承ください。
- 接種期間: 2024年10月1日~2025年1月31日
- 対象者
- 接種日時点で65歳以上の方(令和7年3月31日までに65歳になる方。)
- 60歳以上65歳未満の方のうち、身体障害者手帳1級で、心臓、腎臓、呼吸器またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害のある方
- 接種費用
自己負担額3,000円
Q. ワクチン接種をしたほうが良いのか?
A. コロナで重症化する人が減っていますが、高齢になるほど重症化しやすいです。先日も高齢の方で、コロナ感染を機に亡くなられた方がいらっしゃいました。インフルエンザワクチン同様、患者さんの希望に応じて、と考えています。
Q. これまでモデルナやファイザーで接種をしてきましたが、ファイザーもしくは武田へ切り替えて接種は可能ですか?
A. はい、可能です。
Q. ほかのワクチンと同日接種は可能ですか?
はい、可能です。インフルエンザワクチンでもB型肝炎でもHPVワクチンでも可能です。
Q. 前回コロナワクチンをいつ接種したかわかりません。追加接種として受ける時期に決まりはありますか?
A. 今回接種するワクチンがコミナティ®(ファイザー)なら3ヶ月、ヌバキソビッド®(武田)なら6ヶ月空いてれば接種可能です。
2024.09.17
10月からインフルエンザワクチン接種開始
インフルエンザワクチンは予約制ではございません
当院では、インフルエンザワクチンの接種を行っております。
予約は不要ですので、都合の良い時にご来院ください。
接種料金
- 通常のインフルエンザワクチン:3,500円
(今年から、6歳:小学生以上13歳未満で2回接種が必要な方は2回目は 3000円とします )
- 高齢者(公費助成対象の方):2,300円
特殊なご配慮が必要な方へ
妊婦の方、小さなお子様、または過去にインフルエンザワクチン接種でアレルギー反応(腫れや発疹など)が出た方には、チメロサール(有機水銀)を含まないワクチン「フルービックHA」をご用意しております。
- フルービックHA(チメロサール不使用):4,400円
安全・安心なワクチン接種のために、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
https://nakahara-naika.com/vaccination.php
<2024/2025冬シーズン>
A型
A/Victoria(ビクトリア) /4897/2022(IVR-238)(H1N1)pdm09
A/California(カリフォルニア) /122/2022(SAN-022)(H3N2)
B型
B/Phuket (プーケット) /3073/2013 (山形系統)
B/Austria(オーストリア) /1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
2024.09.13
2024年コロナワクチン第一報
※インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
※インフルエンザ予防接種は、コロナワクチンとの同時接種が可能です。
新型コロナワクチンの定期接種の実施について
市では、高齢者の方等を対象とした、新型コロナワクチンの定期接種を実施します。 任意接種についてはこちら新型コロナワクチン接種は新型コロナウイルス感染症にかかった場合の入院や死亡等の重症化等を予防する効果が認められたと報告されています。予防接種法に基づく新型コロナウイルス感染症予防接種は、接種を受ける法律上の義務はなく、本人が接種を希望する場合にのみ接種を受けることができます。
対象となる方
川崎市内に住民登録がある方で、次のいずれかに該当する方
1.接種日に65歳以上の方
2.接種日に60歳から64歳の方で、
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)を有する方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)を有する方
(※手帳や診断書等の証明書類を医療機関に提示していただく必要があります。)
※定期接種の対象者に該当しない方や、定期接種の時期以外に接種したい方は「任意接種」として接種をしていただくことが可能です。
任意接種についてはこちら
実施期間と回数
令和6年10月1日から令和7年1月31日までの間に1回
※ 期間外に接種すると定期接種の対象になりません。
使用するワクチン
接種に使用するワクチンは未定です。
現在、使用ワクチンについて各メーカーが薬事対応を進めており、流行の主流であるウイルスの状況やワクチンの有効性に関する科学的知見を踏まえ、国が決定します。
※ 市で使用するワクチンは、決まり次第お知らせします。
接種を受けられる場所
定期接種を実施する医療機関は、決まり次第お知らせします。
接種券
令和6年4月以降の接種では、接種時に接種券の提出は不要となるため、接種券は発送しません。
なお、未使用の接種券がお手元にある場合でも、4月以降の接種では使用できません。
自己負担金
3,000円(税込み)
接種を受けた医療機関にお支払いください。
次の方は自己負担金が免除になります。
【免除対象の方】
1.生活保護世帯の方
2.市県民税非課税世帯の方(世帯全員が市・県民税非課税の場合)
3.中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律に基づく支援の対象者の方
上記の1から3のいずれかに該当することを証明する書類として、以下のいずれかの書類を医療機関に提示してください。なお、一旦お支払いただいた自己負担金はお返ししませんので、接種を受けに行く際は必ず証明書類をお持ちください。
証明書類(次のいずれかひとつ)
(1)最新の生活保護決定通知書又は被保護証明書
(2)最新の介護保険料納入通知書(保険料段階が第1~第4段階のもの)
介護保険料納入通知書の再発行はしていません。
(3)後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証(有効期限内かつ最新のもの)
※名前が似た書類に「後期高齢者医療限度額適用認定証」がありますが、そちらは証明に使用できません。
(4)中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律に基づく支援の本人確認証(受給期間に接種日が含まれるもの)
(5)中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律に基づく支援給付受給証明書 (受給期間に接種日が含まれるもの)
※「非課税証明書」は証明書類として使用できませんので御注意ください 。
※上記の(1)~(5)の書類がない場合は、別途申請が必要になります。
【証明書類がない場合】の申請方法の詳細については、9月中旬以降の掲載を予定しております。
定期接種以外の接種(任意接種)について
定期接種の対象者に該当しない方や、対象者であっても定期接種の期間外に接種を希望する方は、令和6年4月以降、任意接種として新型コロナワクチンの接種を受けることができます。
- 接種費用は有料(全額自己負担)です。
- 市からの接種券の発送はありません。また、これまでお送りした接種券を使用することはできません。
- 任意接種で使用するワクチンや対象者、接種開始時期、接種費用等の詳細は、医療機関ごとに異なりますので、接種を実施する医療機関に直接お問合せください。
新型コロナワクチン接種に関するお問合せ窓口
川崎市予防接種コールセンター(4月1日から)
電話番号 044-200-0144
ファクス番号 044-200-1065
受付時間 午前8時30分~午後5時15分(月曜日から金曜日、祝日・年末年始を除く)
ご注意ください
※川崎市予防接種コールセンターでは、接種予約をお取りいただくことはできません。接種予約をご希望の場合は、接種を実施する医療機関に直接お問い合わせください。
※新型コロナウイルスワクチン予約コールセンター(電話:0120-654-478、ファクス:044-953-6339)での問合せ受付は、令和6年3月31日で終了しました。
2024.09.13
2024年インフルエンザワクチン情報第一報
※インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
※インフルエンザ予防接種は、コロナワクチンとの同時接種が可能です。
令和6年度高齢者インフルエンザ予防接種について
対象となる方
川崎市内に住民登録がある方で、次のいずれかに該当する方
(1).接種日に65歳以上の方
(2).接種日に60歳から64歳の方で
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)を有する方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)を有する方
実施期間と回数
令和6年10月1日から令和7年1月31日までの間に1回
※令和6年9月30日以前に接種すると定期接種の対象となりませんので、お気を付けください。
※実施期限内において、流行が本格化する前に早めの接種を心がけてください。例年1月末~3月上旬に流行のピークを迎えますので、12月中旬までのワクチン接種を御検討ください。
3. 自己負担金 2,300円(税込み) ただし、市県民税非課税世帯の方など、一部対象者は自己負担金が免除になります。
接種費用は以下の通りです。
・65歳以上の方(川崎市在住): 2,300円
・65歳未満の方 : 3,500円
13歳未満の方は2回接種です。
ワクチン接種の際には予診票の記入をお願いしております。
事前にご記入の上お持ちいただきますと、待ち時間を短縮することができます。
予診票ダウンロードはこちらから→
川崎市のリンク
2024.07.08
任意ワクチン種類追加しました。
COVID-19ワクチン
コミナティRTU筋注1人用 (1価:オミクロン株 XBB.1.5) 16000円
RSウイルスワクチン
アレックスビー® 27000円
接種ご希望の方は、受付にご相談くださいませ。
https://nakahara-naika.com/vaccination.php
2024.06.27
HPVワクチンキャッチアップ接種について:実質9月まで!
なかはら内科クリニックでは各種 ワクチン接種を提供しています。
川崎市ではHPVワクチンの接種機会を逃した方に、公平な接種機会を確保する観点から「キャッチアップ接種」として改めて公費(無料)で接種できる機会が提供されています。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000017492.html
キャッチアップ接種は、令和7年3月で終了となります。
→接種接種終了まで6ヶ月必要なので、HPVワクチンキャッチアップ接種は今年の9月までです!
公費補助期間すぎると、当院では合計10万9500円の自己負担になってしまいます!
HPV(シルガード9価) | 36,500円(×2回または3回) |
最近、世界中で麻疹(はしか)が流行していると報道されており、当院にも相談を頂くことが増えてきました。
麻疹や風疹は空気感染で罹患します。どうしてこんなに話題になるかというと、麻疹は免疫のない人へ、感染しやすい・させやすいという特徴があります。
一人が麻疹であると16〜21人に感染させると言われています。
(基本再生産数16~21)。
インフルエンザが1.4~2.4ですからすごいですよね。ちなみに風疹は7〜9です。
ワクチンを打ったことがないとか、1回しか打ったことがないという方もいるかもしれません。けれど、免疫が十分でなかったゆえに、実は、今までに麻疹に罹患(感染)しているかもしれません(数年に1度流行します)。なので、直ぐに、ワクチン接種ということでなく、まず、免疫があるかの抗体価を確認してからがよろしいと思います。
ワクチンの効果について、
ワクチンを打つと終生免疫獲得すると言われています。
ワクチン1回接種による免疫獲得率は93~95%以上、2回接種による免疫獲得率は97~99%以上と報告されています。
ちなみに、医療従事者は入職時に各種ウイルスの抗体価を確認します。
院長に至っては、おたふく(ムンプス)やB型肝炎ウイルスのワクチンを打ってもなかなか免疫が十分につかなかった経緯があります。
2024.03.10
川崎市 こくほの健診・肺炎球菌ワクチン接種の期限間近です!
川崎市から届いていた「川崎市特定健康診査」の受診券。6月までに該当の方に郵送されています。自宅にあり、知っているけど受けずに時期が過ぎていたという方がよくいます。また、肺炎球菌ワクチン接種も同様です。ワクチンは自己負担では約1万円程度かかるので、是非、助成制度をご利用ください。
https://nakahara-naika.com/blog/%e8%82%ba%e7%82%8e%e7%90%83%e8%8f%8c%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%b3%e3%81%a8%e5%85%ac%e8%b2%bb%e8%a3%9c%e5%8a%a9%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6
実はこの受診券、有効期限が3月31日までとなっています。
今年度、後数週間ですが、ご都合の合う方は是非受けてみてください。
以下、川崎市ホームページの転載です。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000021915.html
川崎市こくほの健診(特定健診)のご案内
特定健康診査(特定健診)は、生活習慣病の早期発見と予防をするためのメタボリックシンドロームに着目した健診です。
健診結果により、生活習慣の改善が必要な方に対しては、医師・保健師・管理栄養士等が保健指導(特定保健指導)を実施します。
対象者
川崎市国民健康保険の被保険者で、
- 今年度40歳~74歳の年齢に達する方
- 今年度75歳の年齢に達する方(受診期限は誕生日前日まで。75歳の誕生日以降は後期高齢者健康診査の対象です。)
誕生月 | 川崎市こくほの健診(特定健診)受診券 | 後期高齢者医療制度健康診査受診券 |
---|
4~7月生の方 | 今年度は送付されません。 後期高齢者健康診査を受診してください。 | ・誕生月の2か月後の上旬に送付します。 (例:7月生まれの方には9月上旬に送付) ・有効期限は3月31日です。 ※75歳の誕生日~翌々月上旬(受診券送付)までは受診できません。 |
---|
8~12月生の方 | ・6月中に送付します。 ・有効期限は75歳の誕生日の前日です。 |
---|
1~3月生の方 | 今年度は送付されません。 誕生日前日までに川崎市国民健康保険特定健康診査を受診してください。 |
---|
※国の通知により、以下の方は対象となりません
妊産婦・海外在住・長期入院中・施設入所(養護老人ホーム・特定施設・介護保険施設等)・刑務所入所中等の方
実施期間
6月から翌年3月末まで
- 今年度75歳の年齢に達する方は、誕生日の前日まで
- 1~3月は大変混み合います。受診はお早めに
費用(自己負担額)
無料です。(令和元年度から無料になりました。)
ただし、50歳以上の男性の被保険者が特定健診と同時にPSA検査を受ける場合は、400円をご負担ください。
受診券
6月中旬に発送します。翌年の3月末までに受診してください。
- 年度途中で加入された方は、加入月の翌々月頃に発送します。(ただし12月加入分までとなります。)
再発行(発行)に関する申請方法
受診券の再発行(発行)をご希望の場合は、コールセンターまで再発行(発行)の申請をお願いします。申請から2週間以内を目途に、郵送させていただきます。
川崎市がん検診・特定健診等コールセンター(044-982-0491)
※対象であるか、あらかじめご確認のうえ、申請いただくようお願いします。
受診方法
- 受診券を確認してください。(有効期限がありますのでご注意ください。)
- 受診券に同封の医療機関名簿からお好きな医療機関に直接お申込み(ご予約)ください。
- 当日は「受診券」と「被保険者証」を必ず持参し、医療機関で健診を受診してください。
※受診当日に川崎市国民健康保険被保険者の資格が無いときは、当該受診券を使用しての受診はできません。
実施場所
市内委託医療機関(受診券送付時に医療機関名簿をお送りします。)
※医療機関の受け入れ状況によっては、御希望の時期に受診できない場合がありますので、早めに御予約をお取りいただくことをお勧めいたします。
健診項目
必須健診項目
問診(服薬歴、喫煙歴など)
身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
理学的所見(身体診察)
血圧測定
血液検査
・脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
・肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP))
・血糖検査(ヘモグロビンA1c)
・痛風検査(尿酸)
・腎機能検査(血清クレアチニン)
尿検査(尿糖、尿蛋白、尿潜血)
詳細な健診項目
実施基準に該当する方のうち医師が必要と認める方に対して、次の項目から医師が選択したものを実施する場合があります。(希望制ではありません)
- 貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)
- 心電図検査
- 眼底検査
2024.02.04
肺炎球菌ワクチンと公費補助について
最近肺炎球菌ワクチンのCMが頻回に流れていることに気づかれたと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=HzOMG46IS1Y
そもそも、肺炎球菌とは?
肺炎で亡くなる日本人の97.9%が65歳以上(2021年)
で市中病院入院患者では 肺炎での入院が多数います。
高齢になると、誤嚥性肺炎や肺炎球菌、インフルエンザ、コロナによる肺炎になりやすく、それをが原因で敗血症・多臓器不全へリスクが大きくなってしまいます。
日常でかかる肺炎の原因菌で最も多いのは肺炎球菌で約19%と言われています。
わかりやすくいうと、肺炎で入院している患者の5人に一人が肺炎球菌が原因となります。
話をCMにもどしますが、公費補助で打てるのは1回のみで、
対象者:年度内に65、70、75、80、85、90、95、100歳となる川崎市民で過去に肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがない方 ※過去に肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は公費負担で受けられません。
に市区町村から公費助成のための補助チケット郵送されてきます。
しかし、この制度、70、75、80、85、90、95、100歳となる川崎市民で過去に肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがない方の対象が3月末(今年度まで!!)で終了してしまいます。
なので、対象者の方で、あれ?公費助成で打ったことないかも!という方は早めにお問合せださい。
肺炎球菌ワクチンは5年で効果が薄れてしまうと言われています。
例えば65でワクチン接種した場合、5の倍数覚えているといつ打てばいいか思い出しやすい手と思います。
65歳打った→70、75、80、85、90、95、100歳の間隔で打つ。
#肺炎球菌ワクチン #公費補助 #肺炎球菌
2023.11.23
帯状疱疹ワクチン:生ワクチンの有効性
先日、権威ある医学雑誌(the BMJ)から長期的な帯状疱疹に対する生ワクチン接種の有効性を評価した研究結果が発表されました。
https://www.bmj.com/content/383/bmj-2023-076321
2007年から2018年を観察期間とし、150万5,647人のうち34%の50万7,444人が帯状疱疹生ワクチンの接種。
結果はワクチンの効果は、上の表のように、接種から1年間が最も高く、経時的に大幅に低下。
ワクチンの帯状疱疹の発症に対する有効率は
1年目の67.2%から10~12年後には14.9%
帯状疱疹後神経痛に対する有効率は
1年目の83.0%から10~12年後には41.4%
に低下するようです。
2023.11.10
インフルエンザワクチンは予約制ではございません
インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
都合のよろしい時に打ちにいらして下さい。
通常のインフルエンザワクチン 3500円
高齢者インフルエンザ :公費助成対象者 2300円
妊婦の方がワクチン接種にいらっしゃいます。
妊婦の方や、小児、そしてインフルエンザワクチンで腫れや発疹が出てしまう方に、
チメロサール(有機水銀)を含まないワクチン:フルービックHA 4400円
ございます
https://nakahara-naika.com/vaccination.php
2023.10.31
インフルエンザワクチン情報最新:追記
よく、患者さんに今年のインフルエンザワクチンは当たるのですか?
と聞かれます。
答えは 当たっているようです!
インフルエンザワクチンには4種類(A2種類・B2種類)の株が入っています。
2023/24は
A/Victoria(ビクトリア) /4897/2022(IVR-238)(H1N1)pdm09
A/Darwin(ダーウィン) /9/2021 (SAN-010)(H3N2)
B/Phuket (プーケット) /3073/2013 (山形系統)
B/Austria(オーストリア) /1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
そして、
現在東京や神奈川で10月現在流行している主な株は
新型インフルエンザ>A香港型
です。
今回のワクチンはA新型(pdm)、A香港型、B型インフルエンザの重症化を防ぎます。
なので、当たっていることになります。
*鳥インフルエンザ(H5N1)には効果はありません。
https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/rapid/inf3/2019_36w/sinin1_231026.gif
追記
当院目の前に、産科のはぐくみ母子クリニックさんがあり、妊婦の方がワクチン接種にいらっしゃいます。
妊婦の方や、小児、そしてインフルエンザワクチンで腫れや発疹が出てしまう方に、
チメロサール(有機水銀)を含まないワクチン:フルービックHA
を10月12日以降から使用開始予定とします。
納入価格が高いので、4400円になります。
最近ニュースやネットで話題となっていると思いますが、咳止めが本当にございません。。。。
毎日、薬局からの在庫状況とにらめっこしながら診療しています。
実は、咳止めだけではなく一部の糖尿病薬も不足していて治療に苦慮しています。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6477655
今週からインフルエンザがコロナを上回っている印象です。
インフルもコロナも咳がつらそうです。
今月からインフルエンザワクチン開始しています。発症予防効果は50-60%です。
打つタイミングを迷われている方は、ぜひ、早めの接種をご検討ください。
9月19日に予約枠を増やしました!予約できなかった方はご利用ください。
先日、川崎市ホームページが更新され、XBB対応ワクチン詳細が発表されました。
9月20日以降開始の予定です。
それに伴い、予約を15日昼以降から川崎市ワクチン接種予約センターで開始予定としました。
ワクチン接種予約は従来通り、川崎市ワクチン接種予約センターからの予約となります。
https://kawasaki.v-yoyaku.jp/login
以下、川崎市HP転載、
予約について
- 無断キャンセルはしないでください。
やむを得ず当日キャンセルをする場合は、予約した医療機関にご連絡をお願いします。 - 予約コールセンターの電話番号は0120-654-478(8時30分~18時、土日祝日も対応。※12月29日~1月3日を除く。)です。おかけ間違いにご注意ください。
詳細は以下の通りです。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000126099.html
2023.09.13
インフルエンザワクチン情報第一報
※インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
※インフルエンザ予防接種は、コロナワクチンとの同時接種が可能です。
令和5年度高齢者インフルエンザ予防接種について
1. 実施期間 令和5年10月1日~令和6年1月31日まで
2. 対象者 川崎市内に住民登録がある方で、次のいずれかに該当する方
①接種日に65歳以上の者
②接種日に60歳以上65歳未満で ・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害を有するもの ・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害を有するもの
3. 自己負担金 2,300円(税込み) ただし、市県民税非課税世帯の方など、一部対象者は自己負担金が免除になります。
接種費用は以下の通りです。
・65歳以上の方(川崎市在住): 2,300円
・65歳未満の方 : 3,500円
13歳未満の方は2回接種です。
ワクチン接種の際には予診票の記入をお願いしております。
事前にご記入の上お持ちいただきますと、待ち時間を短縮することができます。
予診票ダウンロードはこちらから→
2023.08.26
とうとうなってしまいました:帯状疱疹
なかはら内科クリニックの 院長の岸です。
例年どおり、約1週間のお休みをいただき、院長含め当院スタッフも心身ともにリフレッシュさせていただきました。どうもありがとうございました!
院長は子供が3人いるのですが、それぞれに付き合っていると体力が持ちません。
特に今年は、下の娘がプールにハマってしまい、流れるプールや台風の中の水泳6時間などでやや低体温症ぎみで生活しておりました。。
明後日から診療再開だ!と気合を入れていたのですが、なんか腰が痺れるような?チクチクするような?ビリビリするような、腰痛のような?そんな複雑な感じを自覚しておりました。
いろいろ運動したせいで腰痛になったかとやり過ごしていたのですが、その翌日、プツプツ見覚えのある皮疹が出始めてきました!
そうです。。
帯状疱疹
になっていましました。
その後の帯状疱疹の電気的な刺激のような激しい痛みと全身の倦怠感は人生で味わったことのない感じでした。1日は体が重く起き上がることができませんでした。もう1週間経つのですが、まだ、神経痛は残っていて悲惨です。。
40歳代の院長は帯状疱疹ワクチン(シングリックス)を打つことができません。
一般的にシングリックスというワクチンの適応は50歳以上から推奨しています。
最近、帯状疱疹ワクチンのCMが頻繁に流れています。
当院は、いろいろなワクチン接種を推奨しておりますが、50歳以上になったら是非、ワクチンを検討することを心から提案します。
ただし、10年程度持続し、発症予防効果のあるシングリックスは非常に高価です。
どこのクリニックでも、納入単価が高いので一回2万数千円します。
それを2回打たなければなりません。
東京都のある区では半額程度の補助が出るのですが、川崎市含め神奈川県ではまだ補助には至っていないようです。
でも、もし、余裕があるのなら、是非打った方がいいと思います。
罹ると、本当にひどいです。特に頭部に発症すると脳症や神経麻痺のリスクが生じるので入院治療を要する場合があります。
ワクチン接種に関心がございましたら、是非、ご相談ください。
帯状疱疹についての詳しい解説リンクは以下です。
https://taijouhoushin-yobou.jp/
https://news.yahoo.co.jp/articles/70c731fd7aa67b6aa9404f7d7071beb3b3363b02?page=1
予防接種リンク
https://jp.gsk.com/ja-jp/products/our-prescription-medicines/shingrix/
https://nakahara-naika.com/vaccination.php
帯状疱疹ワクチンを接種できる医療機関検索サイト
https://www.health.ne.jp/hospital/taijou/?utm_source=dtc&utm_medium=sitelink&utm_campaign=taijou
コロナワクチンもとうとう6回目になりました。
帯状疱疹ワクチンであるシングリックスと比べ予防有効期間が短いせいもあり、このような接種回数となっています。コロナワクチンの接種券が今週から配布されているようです。
予約方法は従来通り、送付接種券に記載されたコールセンターとネット予約で行っていただくようお願い申し上げます。
コロナワクチンの接種券が今週から配布されているようです。
以下、川崎市からの抜粋です。
令和5年5月8日~8月は、65歳以上の方、基礎疾患を有する方、医療従事者等を対象にオミクロン株対応ワクチンでの接種を実施します。詳細はこちらをご覧ください。
2023.01.15
2価コロナワクチンBA1, BA4-5の2種類の違い:追記
2価コロナワクチンBA1, BA4-5の2種類の違いについてよく患者さんから相談されます。
わかりやすいパンフレットが厚生労働省にあったので掲載します。
https://www.mhlw.go.jp/content/000999261.pdf
追記:2023.1.15
分かりやすい記事がございましたので、リンクを以下につけました。
ご参考にしてください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20230115-00332851
2022.12.24
高齢者インフルエンザワクチン:最新12.24
※今週からインフルエンザ流行期に入り、当院でも陽性患者さんが増えてきました。
これに伴い、令和4年12月末までとしていた接種期限を
令和5年1月31日まで延長になりました。
今回は無料です。
まだ打っていない方はご検討ください。
令和5年1月1日から1月31日までに接種する場合
次の条件を満たしている方
1. 川崎市内にお住まいの方
2.令和4年12月31日時点で65歳以上の方または令和4年12月31日時点で60歳~65歳未満の方で下記条件に該当する方
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
3. 接種を受けようとするご本人が接種を希望していること
川崎市から高齢者インフルエンザワクチン接種に関して発表されました。
インフルエンザに関しては集団免疫獲得が大切です。
在庫に限りがございますのでお早目に接種なさってください。
なお,ワクチンの予約などは行っておりませんので,ご了承くださいませ.
予約制ではございません。
接種詳細は川崎市ホームページから以下転載します。
高齢者を対象とした定期のインフルエンザ予防接種
インフルエンザ予防接種とは
- インフルエンザ予防接種は、インフルエンザ感染や発症そのものを完全には防御できませんが、重症化や合併症の発生を予防する効果が証明されています。予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5か月とされています。より効率的に有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。
- 予防接種法に基づく高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種は、接種を受ける法律上の義務はなく、本人が接種を希望する場合にのみ接種を受けることができます。
対象となる方
川崎市内に住民登録のある方で、次の1または2にあてはまる方
1.満65歳以上の方
2.接種日に満60歳~65歳未満の方で
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
接種を受ける法律上の義務はありません。
実施期間と回数:令和4年10月1日から令和4年12月31日までの間に1回
接種を受けられる場所
川崎市予防接種個別協力医療機関
市が指定した市内約680か所の医療機関です。
保健福祉センター(保健所)では受けられません。
自己負担金:2022年度に限り、自己負担金なし
接種を受けるにあたって
接種を希望される方は、接種を受ける前に川崎市予防接種個別協力医療機関に設置してあるインフルエンザ予防接種を受ける方へをお読みください。
- 接種の際は、住所及び年齢を確認できるもの(健康保険証等)をお持ちください。
- 接種を受けるご本人の正確な意思確認が難しい場合には、ご家族等によって本人の意思の有無を慎重に確認してください。最終的にご本人の接種意思の確認ができなかった場合には、予防接種法に基づく接種ではないため、助成対象になりません。
- 接種にあたっては、予診票の「高齢者インフルエンザ予防接種希望書」への署名が必要になります。自署できない方は、ご家族の方と一緒に受診してください。
ワクチン接種の際には予診票の記入をお願いしております。
事前にご記入の上お持ちいただきますと、待ち時間を短縮することができます。
予診票ダウンロードはこちらから→
インフルエンザに関して、詳しくはコチラ→
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000017625.html
https://nakahara-naika.com/vaccination.php
2022.11.29
コロナワクチン情報:最新11.29
なかはら内科クリニックのコロナワクチン予約は1月28日分まで枠を開放しました。
予防接種実施規則の一部改正に伴い、市ワクチン調整室より通知がありましたので、
お知らせいたします。
3ー5回目のワクチン接種券が順次発送されているようです。
以下のリンクでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000126099.html
ファイザー及びモデルナを用いた追加接種については、今般の規則改正(令和4年
10月21日)により、
接種間隔が「5か月」から「3か月」に短縮されました。
※同日より適用
接種券は、3か月経過前に発送されます
2022.11.27
院長はどうしてコロナにならないんですか?
日本に新型コロナウイルスが始まって以来、なかはら内科クリニックはスタッフの協力のもと、発熱外来を行ってきました。
今までに当院で新型コロナの診断を受けた患者さんは1500人を超えました。
その中には2回感染したという方もいます。
しかし、院長である私は未だ感染したことはありません。
患者さんの喉をみたり、呼吸音を聞いたりしていますが、定期的に測定している感染を示す抗体も陽性になったことはございません。
なぜでしょうか?
それは運がいいからでしょうか?運良く1500人の感染者から感染しないことってあるのでしょうか?
きっと、ワクチンを定期的に接種して、適切な予防策をしているからと考えます。
5回目のワクチンを打つ前に前回のワクチンによってできた抗体量を確認しましたが、減っていました。
なので、先日5回目のワクチン接種を受けました。
そして、接種後翌日に倦怠感や悪寒が生じました。
論文通り24-48時間以内に症状は軽快しましたが、
つらかったです。
ただ、感染者のその後の感想を伺っていると、やはりその症状や不安よりもワクチン接種の症状の方がまだいいのかなと個人的には思います。
当院にワクチンの相談をよくされます。
先生、ワクチン打った方がいいのかしら??
質問する患者さんの気持ちはよくわかります。不安なことも多いですよね。
一定数、心筋炎などの重篤な副反応が出ることが世界的に知られているからです。
しかしながら、後日取り上げますが、複数回コロナに感染すると、認知機能への影響やや生活習慣病などになりやすいこともわかってきました。
当院では、良いことも悪いことも、客観的な研究結果をもとに患者さんに説明をして、
無理強いせずに、患者の希望のもとにワクチンを打ってもらうようにしています。
下のグラフは有名な医学雑誌からです。
近年、ワクチン接種後3ヶ月以降でワクチンの恩恵は消えてしまうようです。
2022.11.26
インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
インフルエンザワクチンは予約制ではございません。
当院に在庫があれば、希望者に接種いたします。
2022.11.05
再掲:新型コロナウイルスワクチン情報11.5更新
2022.11.01
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。
ここ最近、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能ですか?
と質問を受けます。
→新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。
厚生労働省含め各情報のリンクを以下に載せますので、ご参照ください。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種については、単独で接種した場合と比較して、有効性及び安全性が劣らないとの報告があること等を踏まえ、令和4年7月22日開催の審議会において議論された結果、実施が可能となりました。
一方、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチン以外のワクチンの同時接種については、現時点で安全性に関する十分な知見が得られていないため、実施できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。特に子どもの場合は、定期接種でワクチンを接種することもあるため、予め計画を立てた上での予約をお願いします。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0037.html
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/uploads/6_18.pdf
#中原区 #川崎市 #インフルエンザワクチン #コロナワクチン
2022.10.13
新型コロナワクチン情報:最新2022.10.13
10月3日からオミクロン対応のファイザーワクチン:コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株 BA.1)に移行しています。
更に11月7日からオミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5)に移行する予定です。
それに伴い、11月7日からオミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5)のみの接種となります。
ご了承ください。
以下は予約に関する川崎市から抜粋です。
このページでは新型コロナワクチン接種の予約方法に関する情報をお知らせします。
予約は、1.電話、2.インターネット、3.その他の方法で受け付けしています。
接種場所に関する情報は、こちらをご覧ください。
予約前にご確認ください
3,4回目接種は、前回の接種から5か月経過しないと受けられません。
前回接種日を確認して予約をお取りください。
1.電話(予約コールセンター)での申込み
予約コールセンターでは、接種の予約・変更・キャンセルの他、接種券の発行申請を受け付けしています。
電話番号のお掛け間違いが増えております。番号をご確認の上、お掛けください。
FAX 044-953-6339 (耳の不自由な方のお問い合わせ用)
2.インターネット(予約サイト)でのお申込み
予約サイト外部リンクでは、接種の予約、変更、キャンセルを受け付けしています。
接種券の発行申請については、3回目の接種券はこちら、4回目の接種券はこちらをご覧ください。
予約サイトの利用方法など
■推奨ブラウザ
Google Chrome・Safari・Microsoft Edge・FireFoxの最新バージョンです。Internet Explorerには対応しておりませんのでご注意ください。
■稼働停止
毎週月曜日午後6時30分~午後7時30分の稼働を停止します。(予約の受付開始作業等のため)
■ログイン
接種券の右上に記載の「ログインID(接種券番号)」が必要です。
初期パスワードは、生年月日(西暦)の8桁です。これまでにパスワードを変更した場合は、変更したパスワードでログインしてください。
パスワードは、6回間違えるとロックがかかり、次のログインは1時間後になります。
パスワードが不明な場合は、予約サイト(ログインボタンの右側)又は予約コールセンター(電話0120-654-478)で初期化できます。
■利用方法
予約サイトの利用方法は、こちらでをご覧ください。(PDF形式,925.20KB)
■予約画面
3回目接種以降の予約が可能な方は、マイページや予約画面が全体的にオレンジ色になります。1・2回目接種の予約画面が表示される方は、3回目の接種券が届くまでお待ちください。
■予約サイトで作成される予約票
ご自身の控えとしてご利用ください。
川崎市外に住民票のある方の利用について
川崎市外に住民票のある方が、川崎市の予約サイトを使用する場合には、川崎市が発行するIDが必要になります。予約コールセンター(0120-654-478)までお電話ください。
住民票所在地以外で接種を受ける場合の届出については、厚生労働省の接種総合案内サイト「コロナワクチンナビ外部リンク」をご確認ください。
接種時の持ち物について
接種を受ける際には、接種券、予診票、本人確認書類を必ず持参してください。
接種場所にお持ちいただく予診票は、鉛筆ではなく、ボールペン等で記入してください。
鉛筆やこすると消えるペンで記載している場合、接種会場でボールペンで書き直しをお願いします。修正がある場合は、修正液などは使用せずに二重線で修正をしてください。
接種券の「接種記録」欄に「****」が表示されている場合は、これまでの接種記録(接種済証、接種記録書など)を持参してください。
今年のインフルエンザワクチンは
川崎市内にお住まいの方で、次の1または2にあてはまる方
1.満65歳以上の方
2.接種日に満60歳~65歳未満の方で
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
は無料接種となりそうです。
当院では例年通り、10月1日から高齢者から予約なしで接種を開始する予定です。
南半球のオーストラリアは2020年,2021年は日本同様ほとんど流行しませんでしたが、今シーズンは流行したようです。
渡航制限緩和もあり、日本もやはりそうですね。
https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/lb_virus/influenza_world/
2022.09.06
オミクロン株対応ワクチン接種の概要
<オミクロン株対応ワクチン接種の概要>
・対象者:初回接種(1・2回⽬接種)が完了した12歳以上の全ての者
・ワクチンの種類:当院はファイザー社製ワクチン
・オミクロン株対応ワクチン接種開始⽇:10月からを予定しております。
・接種間隔・回数:前回接種から5か⽉以上の間
予約サイトではファイザーワクチンでの予約となります。
2022.06.08
4回目新型コロナワクチン接種情報
先日、川崎市から4回目新型コロナワクチン接種に関する情報が発表されました。
当院では引き続きファイザーワクチンでの接種をおこなっていきます。
予約は従来通り、川崎市予約サイト・コールセンターを介しての予約となります。
予約コールセンター(電話)での申込み
FAX 044-953-6339 ※耳の不自由な方のお問い合わせ用
【ご注意ください】
電話番号のお掛け間違いが増えております。番号をご確認の上、お掛けください。
予約コールセンターでの対応内容
- 接種予約の受付、変更、キャンセル
- 転入・紛失等による接種券の再発行
予約サイト(インターネット)でのお申込み
【ご注意ください】
予約システムの推奨ブラウザは、Google Chrome・Safari・Microsoft Edge・FireFoxの最新バージョンです。Internet Explorerには対応しておりませんのでご注意ください。
予約サイトでは、接種予約の受付、変更、キャンセルを行っています。
以下、川崎市からの転載です。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000135508.html
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000140188.html
4回目接種用接種券について
60歳以上の方
接種券を発送します。このページで発送スケジュールをご確認ください。
18~59歳の方
対象者に該当する方は、申請が必要です。
接種券の発行申請手続きの案内が届いた方から申請の受付開始を開始しますので、このページで発送スケジュールをご確認ください。
【60歳以上の方】4回目接種の接種券の発送スケジュール
接種券発送日 | 3回目接種時期 |
---|
5月27日(発送済み) | 令和3年12月1日~令和4年1月9日 |
6月3日(発送済み) | 令和4年1月10日~1月16日 |
6月10日 | 令和4年1月17日~1月23日 |
6月17日 | 令和4年1月24日~1月30日 |
6月24日 | 令和4年1月31日~2月6日 |
以降、毎週金曜日(祝日の場合は前日の木曜日)に順次発送します。
接種券が届くまで数日から1週間程度かかります。お手元に届くまでお待ちください。
※60歳になる方の接種券の発送について
3回目接種から5か月経過する月までに60歳になる方は、上記のスケジュールで接種券を発送します。
3回目接種から5か月経過する月に59歳の方には、60歳になる月の上旬に接種券を発送します。基礎疾患等のない方は、60歳になってから接種を受けてください。
【18~59歳の方】接種券発行申請手続きの案内の発送スケジュール
接種の対象に該当する基礎疾患等を有し、接種を希望される方は、接種券の発行申請手続きが必要となります。
接種券の発行申請は、接種券の発行申請手続きの案内が届いた方から受付開始となります。
対象者や手続きなどの詳細は、こちらの申請手続きのご案内をご覧ください。
案内発送日 | 3回目接種時期 |
---|
6月17日 | 令和3年12月1日~令和4年2月20日 |
6月24日 | 令和4年2月21日~2月27日 |
7月1日 | 令和4年2月28日~3月6日 |
以降、毎週金曜日(祝日の場合は前日の木曜日)に順次発送します。
案内が届くまで数日から1週間程度かかります。お手元に届くまでお待ちください。
申請が「必要」となる方
■新型コロナワクチンを3回接種済みの18~59歳で、次のいずれかに該当し、接種を希望する方
- 基礎疾患を有する方
- 新型コロナウイルス感染症にかかった場合に重症化リスクが高いと医師が認める方
■4回目接種用の接種券発送日から1週間程度経過しても、接種券が届いていない方や接種券を紛失した方
1・2回目接種時に基礎疾患がある旨の申出をしていただいた方も、現時点で対象となる基礎疾患等がある旨を確認させていただくため、申請が必要となります。
対象となる基礎疾患について
接種の対象者に該当するか不明な場合等は、かかりつけ医に相談の上、申請をしてください。
1 以下の病気や状態の方で、通院/入院している方
(1)慢性の呼吸器の病気
(2)慢性の心臓病(高血圧を含む。)
(3)慢性の腎臓病
(4)慢性の肝臓病(肝硬変等)
(5)インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
(6)血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
(7)免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む。)
(8)ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
(9)免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
(10)神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
(11)染色体異常
(12)重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
(13)睡眠時無呼吸症候群
(14)重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している(※)、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している(※)場合)
※重い精神障害を有する者として精神障害者保健福祉手帳を所持している方、及び知的障害を有する者として療養手帳を所持している方については、通院又は入院をしていない場合も、基礎疾患を有する方に該当します。
2 基準(BMI 30以上)を満たす肥満の方
BMI30以上の目安は、身長170cmの場合は体重約87kg、身長160cmの場合は体重約77kg
※BMI= 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
申請受付
申請は、接種券の発行申請手続きの案内が届いた方から受け付けします。
案内の発送スケジュールは、こちらをご覧ください。
先行申請受付
3回目接種を令和4年2月9日までに受けた方で、申請が「必要」な方に該当する方は、接種券発行申請手続きの案内が届く前から、先行して発行申請受付を開始します。
令和4年2月10日以降に受けた方は、4回目接種の接種券発行申請手続きの案内が届くまでお待ちください。
受付開始日時
令和4年5月20日(金)午前8時30分~
申請方法
申請に必要な情報
次の書類の画像を添付していただきますので、ご準備ください。
- 接種を希望する方の本人確認書類
(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)
※マイナンバーカードの場合は、カードの表面のみ必要です。
- 3回目の接種情報が記録されている書類
次の書類のいずれか
・新型コロナウイルスワクチン予防接種済証(臨時)
・新型コロナワクチン接種記録書
・新型コロナウイルス感染症予防接種証明書
書類をお持ちでない場合は、接種日を入力していただきます。
- 代理人または法定代理人の方が申請する場合は次の書類
<代理人(同一世帯員、法定代理人以外)の方が申請する場合>
→委任状(DOCX形式,15.83KB)(接種券の発行手続きを委任する旨、代理人の住所・氏名、被接種者の住所氏名を記載した任意様式)
<法定代理人(成年後見人等)の方が申請する場合>
→登記事項証明書等その資格を証明する書類
申請フォーム
川崎市新型コロナウイルスワクチン4回目接種用接種券発行申請(主に基礎疾患をお持ちの方)外部リンクから申請してください。
川崎市から該当住民の方へ接種券が届き始めました。
取り寄せとなりますので、当院に問い合わせください。
対象となる方
川崎市内にお住いの方で、次の1又は2にあてはまる方
- 令和4年度に65、70、75、80、85、90、95、100歳となる方
- 接種日に満60歳~65歳未満の方で
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
- 接種を受ける法律上の義務はありません。
- 過去に23価肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は公費負担で受けられません。
対象期間と回数
令和4年4月1日~令和5年3月31日の間に1回
期間内に接種を行わなかった場合は任意接種となり、全額自己負担となりますのでご注意ください。
詳しくはコチラ→
肺炎球菌感染症とは
肺炎は、細菌やウイルスなどが肺に入り込んで起こる肺の炎症です。肺炎の原因となる細菌やウイルスにはさまざまな種類のものがありますが、日常でかかる肺炎の原因菌で最も多いのは肺炎球菌という細菌です。
成人用肺炎球菌ワクチンの接種により、肺炎球菌による感染症の予防や感染した場合の重症化を防ぐことができます。
2022.05.17
5月週末のワクチン枠を増やしました
5月21、24、27、28日のワクチン接種枠を増やしました。
ご都合の合う方は是非ご利用くださいませ。
もちろん、6月に予約して5月に打ちたい方も予約変更可能です。
2022.03.20
新型コロナウイルス感染後もワクチン受けましょう!
オミクロン株に伴う第六波で感じた事を書きます。
それはコロナに2回感染した患者さんが多かったという事です。
問診でどうしてワクチンを打っていなかったのか聞いてみると、
一度コロナに罹ったら抗体できているので、もう感染しない
といった認識でした。
是非、追加接種含め受けてください。
報道ではオミクロンは重症化しにくいとなっていますが、感染した患者さんの多くは長引く咳・倦怠感、すごく痛い咽頭痛で悩んでおり、もうかかりたくないと再診時に言っています。
世界の研究でも、当院が協力した神奈川県がおこなった研究でも感染後半年立つとその抗体保持者は約1/5まで低下するとなっています。
なので、厚生労働省は感染後のワクチン接種を推奨しています。最低3ヶ月後には接種していただければと思います。
Q. 新型コロナウイルスに感染したことのある人は、ワクチンを接種することはできますか?
A. 以下厚生労働省転載
初回(1回目・2回目)接種、追加(3回目)接種にかかわらず、新型コロナウイルスに感染した方もワクチンを接種することができます。
新型コロナウイルスに感染した方は、初回接種、追加接種にかかわらず、ワクチンを接種することができます。これは、このウイルスが一度感染しても再度感染する可能性があることと、自然に感染するよりもワクチン接種の方が、新型コロナウイルスに対する血中の抗体価が高くなることや、多様な変異に対する抗体の産生も報告されているからです(※1~4)。
米国CDCでは、感染歴にかかわらず、5歳以上の全ての人にワクチン接種が推奨されています。これには、感染後の症状が長引く人も対象に含まれています。蓄積されつつあるエビデンスによると、より感染性の高い変異株が流行している状況下においても、感染後のワクチン接種が、その後の感染に対する防御をさらに高めるとされています(※5)。
新型コロナウイルスに感染してから接種するまでの期間については、初回接種、追加接種にかかわらず、感染後、体調が回復して接種を希望する際には、その治療内容や感染からの期間にかかわらずワクチンを接種することができます。モノクローナル抗体や血漿療法による治療を受けた場合も、本人が速やかにワクチン接種を希望する場合には、必ずしも一定期間を空ける必要はありません。
米国CDCは、過去に抗体製剤(モノクローナル抗体または回復期血漿)の投与を受けた方も、接種を延期する必要はないとしています(※5)
感染歴のある方に対する追加接種については、諸外国の動向や、現時点で得られている科学的知見(※6)等を踏まえ、厚生労働省の審議会において議論された結果、初回接種を終えた後に感染した方では、感染してから追加接種までの間隔について、暫定的に3か月を一つの目安にすることとされました。
ただし、この場合も、追加接種は2回目接種から6か月が経過している場合に限ります。(例:2回目接種から4か月後に感染し、その後回復した場合、追加接種は2回目接種から7か月後が一つの目安となります。)
なお、感染から回復後、期間を空けずに追加接種を希望する方についても、引き続き接種の機会を提供していきます。
隔離期間中は、感染性(他の方へ感染させる可能性)が十分低下していないので、外出はお控えください(濃厚接触者も同様です)。
2022.02.07
3回目コロナワクチン予約・接種について(2022.1.20更新)
先日川崎市から3回目の新型コロナワクチン接種に関する情報が提示されました。
https://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-5-15-5-2-0-0-0-0-0.html
これを受け、当院でも2022年2月1日から3回目の新型コロナウイルスワクチン接種を行う予定です。今回はどなたでもご希望に応じて当院で接種できるようにしております。
予約は1月14日から開始されます。
今回の予約は当院の窓口ではなく、当院での予約窓口は川崎市になりますのでご注意下さい。
高齢者に関しては2回目接種後7ヶ月目に接種券が届くようです。
以下接種券のの予定です。(川崎市からの転載)
はじめ、クリニックではファイザー製を使用し、春過ぎからファイザーとモデルナを選択できるようになるようです。
接種券の発送スケジュール
2回目接種後、8か月を経過するタイミングに合わせて、接種券を発送します。
2回目接種を 受けた時期 | 追加接種が 可能な時期 | 接種券の 発送予定時期 |
---|
令和3年4月まで | 令和3年12月以降 | 令和3年11月19日(発送済み) |
令和3年5月 | 令和4年1月以降 | 令和3年12月17日(発送済み) |
令和3年6月 | 令和4年2月以降 | 令和4年1月14日 |
令和3年7月 | 令和4年3月以降 | 令和4年2月 |
令和3年8月 | 令和4年4月以降 | 令和4年3月 |
以降、順次発送する予定。
当院での予約に関して
①接種券入手
②川崎市で予約(電話もしくはネットでの予約)
(以下一部川崎市から転載)
原則として、接種日に川崎市に住民登録のある方が対象となりますが、かかりつけが川崎市で市外から受診している患者さんのようなやむを得ない事情がある場合は、住民票所在地以外でも、ワクチン接種を受けることができます。
川崎市外に住民票のある方が、川崎市内で接種を希望される場合、予約サイトを使用するためには、川崎市が発行するIDが必要になりますので、予約コールセンター(0120-654-478)までお電話ください。
厚生労働省の接種総合案内サイト「コロナワクチンナビ外部リンク」をご確認いただき、住所地外接種の届出が必要な方は、申請してください。
<川崎市外にお住まいの方が
当院で接種を希望される場合>
川崎市外にお住まいの方が当院で接種を希望される場合は以下のサイトにて住所地外接種登録が必要になります。
【コロナワクチンナビ(住所地外接種届)】
https://v-sys.mhlw.go.jp/application/change-region.html
ここで申請してください。
申請理由:その他:かかりつけ医 と入力
印刷またはスクリーンショットしたものを用意し、
16時までに川崎市予約コールセンター 0120-654-478に電話し、市外から予約したい旨を伝えてください。
翌日13時以降にWEBもしくは川崎市予約コールセンター0120-654-478に電話して予約してください。
65歳以上:2回目接種7ヶ月後から予約可能
65歳未満:2回目接種8ヶ月後から予約可能
とのことです。
*事前に登録後、印刷またはスクリーンショットしたものを接種当日受付にご提示ください。
③<接種当日>
・接種券、予診票、本人確認書類(保険証、運転免許証など)をお持ち下さい。
・ご自宅で体温を計り、予診票に記入してお持ち下さい。
その際、「新型コロナワクチン説明書」を必ずお読み下さい。
・当日接種する際には、半袖(肩が出しやすい服装)でお越し下さい。
・接種後、15分~30分ほど院内にて体調不良などがないか様子を見させていただきます。
予約コールセンター(電話)での申込み
FAX 044-953-6339 ※耳の不自由な方のお問い合わせ用
予約サイト(インターネット)でのお申込み
予約サイト
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000135508.html
追加接種は、2回目接種から8か月以上経過した方が対象となります。
2回目接種から8か月以上経過した日時の予約をお取りください。
【ご注意ください】
予約システムの推奨ブラウザは、Google Chrome・Safari・Microsoft Edge・FireFoxの最新バージョンです。Internet Explorerには対応しておりませんのでご注意ください。
予約サイトでの対応内容
接種予約の受付、変更、キャンセル
予約サイトの利用方法
ログインには接種券の右上に記載の「ログインID」と生年月日(西暦)の8桁が必要です。
接種券がお手元に届くまで、お待ちください。
予約サイトで作成される予約票は、ご自身の控えとしてご利用ください。
2022.01.19
3回目新型コロナウイルスワクチン接種予約枠について
3回目新型コロナウイルスワクチン接種予約枠は
ワクチンロスを防ぐために、予約枠が埋まり次第、
1週間づつ予約枠を開放していく予定です。
希望の曜日が埋まってしまった場合は少し待って、
翌週の予約枠が開放されていないか確認してください。
最近、寒い日が続いて免疫が低下し帯状疱疹にかかられる患者さんを多く見かけます。
また、コロナワクチン接種推進に伴い、肺炎球菌ワクチンや帯状疱疹ワクチンを打ちたいとのご要望を受ける機会が増えました。
先日、当院での各種ワクチン接種に関して解説を改訂いたしました。
特にご高齢者の帯状疱疹後の神経痛で悩まないように、帯状疱疹ワクチン接種を受けることをご提案申し上げます。
帯状疱疹ワクチンについて
https://nakahara-naika.com/vaccination.php
2021.12.15
川崎市内在住の高齢者ワクチン接種期間
65歳以上の方(川崎市在住)の接種期間は例年 12月までとなっておりましたが、
今年はワクチン供給減の影響から令和4年1月31日までとなっております。
接種を済まされていない方は期間内にお済ませくださいませ。
・65歳以上の方(川崎市在住): 2,300円
(令和3年10月1日から令和4年1月31日まで)
2021.12.12
インフルエンザワクチン再入荷しました
インフルエンザワクチン再入荷しました。
予約制でないので、ご都合のよろしい時に接種してください。
インフルエンザに関しては集団免疫獲得が大切です。
在庫に限りがございますのでお早目に接種なさってください。
なお,ワクチンの予約などは行っておりませんので,ご了承くださいませ.
予約制ではございません。
注意:新型コロナウイルスワクチン接種前後
2週間あけてインフルエンザワクチンを接種してください。
接種費用は以下の通りです。
・65歳以上の方(川崎市在住): 2,300円
(令和3年10月1日から令和4年1月31日まで)
・65歳未満の方 : 3,800円
13歳未満の方は2回接種です。
ワクチン接種の際には予診票の記入をお願いしております。
事前にご記入の上お持ちいただきますと、待ち時間を短縮することができます。
予診票ダウンロードはこちらから→
インフルエンザに関して、詳しくはコチラ→
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000017625.html
https://nakahara-naika.com/vaccination.php
最近、異なるワクチン接種間隔についてのお問い合わせが多くございます。
昨年より以下のように変更となっております。
但し、新型コロナウイルスワクチンは接種前後 2週間あけてその他のワクチン接種となりますのでご注意ください。
2021.10.13
予防接種 ホームページ改訂しました。
コロナワクチンをきっかけに、川崎市 中原区 にお住まいの方から予防接種の相談が増えてきました。
当院での予防接種に関する説明をホームページで改訂しました。
ご参考にしてください。
なかはら内科クリニック:予防接種
2021.10.11
高齢者を対象とした定期のインフルエンザ予防接種
2021年10月4日から当院でのインフルエンザ予防接種が開始になります。
予約制ではございません。
以下、川崎市からの情報転載です。
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000017625.html
高齢者を対象とした定期のインフルエンザ予防接種
インフルエンザ予防接種とは
- インフルエンザ予防接種は、インフルエンザ感染や発症そのものを完全には防御できませんが、重症化や合併症の発生を予防する効果が証明されています。予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5か月とされています。より効率的に有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。
- 予防接種法に基づく高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種は、接種を受ける法律上の義務はなく、本人が接種を希望する場合にのみ接種を受けることができます。
令和3年度高齢者インフルエンザちらし(PDF形式,305.20KB)
対象となる方
川崎市内にお住まいの方で、次の1または2にあてはまる方
1.満65歳以上の方
2.接種日に満60歳~65歳未満の方で
・心臓、腎臓、呼吸器の機能障害(障害1級程度)のある方
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(障害1級程度)のある方
接種を受ける法律上の義務はありません。
実施期間と回数
令和3年10月1日から令和4年1月31日までの間に1回
接種を受けられる場所
川崎市予防接種個別協力医療機関
自己負担金: 2,300円
接種を受けた医療機関にお支払ください。
接種を受けるにあたって
接種を希望される方は、接種を受ける前に川崎市予防接種個別協力医療機関に設置してあるインフルエンザ予防接種を受ける方へ(PDF形式,814.73KB)をお読みください。
- 接種の際は、住所及び年齢を確認できるもの(健康保険証等)をお持ちください。
- 接種を受けるご本人の正確な意思確認が難しい場合には、ご家族等によって本人の意思の有無を慎重に確認してください。最終的にご本人の接種意思の確認ができなかった場合には、予防接種法に基づく接種ではないため、助成対象になりません。
- 接種にあたっては、予診票の「高齢者インフルエンザ予防接種希望書」への署名が必要になります。自署できない方は、ご家族の方と一緒に受診してください。
2021.09.28
受験生に対するワクチン接種情報
先日、県から受験生向けのワクチン接種情報が更新されました。
https://www.kanagawa-vaccine-yoyaku.com/2021/09/24/384/
以下転載です。
このたび、一層の感染拡大防止に加え、受験等を控えた方々が安心して活動できるよう、この会場で新たに
県内在住の受験生等の方にもワクチン接種を行うこととしました。
1.新たに対象とする方
令和3年度中に受験等に臨む方
(1) 県内在住の高校3年生及び高校を卒業し受験等に臨む方
・9月25日(土)に予約受付開始、9月27日(月)から接種開始
※「受験生等」には、就職活動等を行う高校生等も含みます。
(2) 県内在住の中学3年生及び中学受験を行う小学6年生(満12歳以上の方)
・10月1日(金)に予約受付開始、10月8日(金)から接種開始
※(1)、(2)の詳細については特設サイトトップページ(https://www.kanagawa-vaccine-yoyaku.com/)をご覧ください。
2.接種会場の概要
(1) 接種期間
7月17日(土曜日)から11月末まで(予定)
(2) 接種時間
平日 :午後3時から午後9時まで
土日・祝日:午前9時から午後6時まで
(3) 接種会場
新横浜国際ホテルマナーハウス(南館)(横浜市港北区新横浜3-7-8)
(4) 使用するワクチン
モデルナ社製ワクチン
(5) 接種費用
無料
(6) 予約方法
「福祉施設等従事者向け新型コロナウイルスワクチン優先接種特設サイト
(https://www.kanagawa-vaccine-yoyaku.com/)」をご覧いただき以下申込フォームよりお申込みください。
予約申込フォーム https://www.kanagawa-vaccine-yoyaku-form.com/
※ 電話での予約受付はしません。
神奈川県ホームページから「福祉施設等従業者向け新型コロナウイルスワクチン優先接種」の
ページにアクセスしてください。
神奈川県(トップ)→新型コロナウイルス感染症対策ポータル→
(ワクチン接種について)福祉施設等優先接種
(7) 接種希望者からの問合せ方法
神奈川県福祉施設等従事者優先接種コールセンター
電話番号 0570-55-0638
(開設時間 平日 午前9時から午後5時まで)
特設サイトお問合せフォーム(24時間登録が可能です。)