― 糖尿病専門クリニックとして、より迅速で快適な検査環境を実現 ―
なかはら内科クリニックでは、糖尿病診療のさらなる質の向上と、
患者さんにとってより快適で利用しやすい検査環境を実現するために、
最新の HbA1c/尿中アルブミン測定装置「Atellica DCA(アテリカ DCA)」を2台導入 いたしました。
🔹 糖尿病専門クリニックとしての取り組み
糖尿病の診療では、血糖コントロールの指標となるHbA1c(ヘモグロビンA1c)、腎障害の指標となる尿中アルブミンといった指標を
正確かつ継続的に測定することがとても大切です。
Atellica DCAは、これらの重要な検査を院内で迅速に実施できる装置で、
わずか約5分で結果が得られ、その場で医師が診察・治療方針を説明できるようになりました。
2台体制により、混雑時でもスムーズに検査を行え、待ち時間の短縮にもつながっています。
🔹 患者さんにやさしい検査
Atellica DCAは、**検体量わずか1 μL(マイクロリットル)**で測定が可能です。
これは、指先からのごく少量の採血で十分なため、
採血時の痛みや負担をより少なくすることができます。
「できるだけ痛みの少ない検査を受けたい」「その日のうちに結果を知りたい」
という患者さんにも安心してご利用いただけます。
🔹 主な特長
- 測定時間:約5分(HbA1c)
- 必要検体量:わずか1 μLの血液で測定可能
- 尿中アルブミン/クレアチニン比(ACR)も迅速に測定
🔹 より正確に、より早く、よりやさしく
なかはら内科クリニックは、糖尿病専門クリニックとして、
「正確で、スピーディで、患者さんにやさしい検査」を目指しています。
最新のAtellica DCA導入により、
これまで以上に精度の高い検査と即時診療が可能となり、
患者さん一人ひとりに最適な治療をその場でご提案できる体制が整いました。
画像提供:シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
いつもありがとうございます。
年末年始の休診は12月28日日曜日 〜1月4日日曜日 となります。
何卒宜しくお願いします。
木曜午前は予約制で、定期診療に加え、かかりつけの患者様を対象に動脈硬化症関連の検査日としております。
インフルエンザワクチン、コロナワクチン接種も可能です!
木曜日は感染症外来は行っておりませんのでご了承ください。
11月22日 土曜日 は院長不在のため、松見医師の代診となります。
12月19日 金曜日午後診療 は院長不在のため、宮下医師の代診となります。
それに伴い、 午後の感染症外来はございません。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
9月の感染症外来の各検査の陽性率はコロナ26.7%、インフルエンザ7.2%でした。
1−3ヶ月に1回 定期的に受診されている方で、発熱してしまった方はお電話くださいませ。
勉強の秋ですね。食欲の秋にもなりそうですが。。
先日、高齢の親戚が新型コロナウイルス感染症で亡くなりました。コロナの重症化率は低下傾向にあるとはいえ、決して油断できないことを改めて痛感しました。この経験をきっかけに、高齢者のインフルエンザと新型コロナウイルスワクチン接種について、改めてその重要性を考え、まとめてみました。
なぜ10月からワクチン接種が始まるの?
毎年10月頃から高齢者のインフルエンザワクチン接種が始まるのは、インフルエンザの流行シーズンを考慮したものです。インフルエンザは、一般的に10月~3月頃に流行します。ワクチン接種後、効果が充分に発揮されるまでには数週間かかります。そのため、流行が始まる前に接種しておくことが、重症化リスクの高い高齢者にとって非常に重要なのです。
近年は、新型コロナウイルス感染症も秋から冬にかけて流行する傾向が見られます。インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行は、高齢者にとって大きな負担となり、医療システムにも大きな負荷がかかります。このため、両方のワクチン接種が推奨され、10月からの接種開始となっています。
高齢者のインフルエンザ・コロナワクチン接種はなぜ重要?
高齢者はインフルエンザや新型コロナウイルス感染症によって重症化しやすいという特徴があります。ワクチン接種は、以下のような重要な効果をもたらします。
- 重症化の予防: ワクチン接種によって、重症化のリスクを大幅に低減することができます。
- 入院・死亡リスクの低減: 重症化を防ぐことで、入院や死亡のリスクも軽減できます。
- 生活の質の向上: 病気による苦痛や不安を軽減し、高齢者がより健康で充実した生活を送るために役立ちます。
- 社会経済への貢献: 高齢者の健康維持は、医療費の削減や生産性の向上など、社会経済全体にもプラスの影響を与えます。
まとめ:大切な人を守るために
高齢者のインフルエンザと新型コロナウイルスワクチン接種は、高齢者自身を守るだけでなく、家族や社会全体を守るためにも非常に重要です。 秋から冬にかけての感染症流行に備え、大切な高齢者をインフルエンザと新型コロナウイルスから守るために、ワクチン接種を積極的に検討しましょう。 疑問点があれば、かかりつけ医や最寄りの保健所に相談することをお勧めします。
<インフルエンザワクチン>
効果の種類 | 効果の割合 |
---|
発症予防効果 | 50-60% |
高齢者の入院予防効果 | 60% |
高齢者の死亡予防効果 | 80% |
<コロナワクチン>
効果の種類 | 効果の割合 |
---|
発症予防効果 | >50% |
高齢者の入院予防効果 | >60% |
高齢者の死亡予防効果 | >60% |
<30歳代を基準とした重症化率>
https://www.mhlw.go.jp/content/000927280.pdf
この表からわかるように、年齢が高くなるにつれてCOVID-19の重症化リスクが飛躍的に増加することがわかります。特に、60歳代以上では30歳代の25倍以上の重症化リスクがあることが示されています。 しかし、このデータはあくまで特定の期間の日本のデータであり、他の地域や時期、状況では異なる可能性があることを改めて強調しておきます。
*示されているデータは、2020年9月16日から10月20日までの日本のCOVID-19患者における年齢層別の重症化率を示しています。30歳代を基準とした相対的なリスクを表で示します。 ただし、これは特定の期間の日本のデータであり、他の地域や期間、ウイルス株、ワクチン接種状況などでは異なる結果となる可能性があることをご理解ください。